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『私のは入学式の写真だけど、お兄ちゃんのは入学前に家で撮った写真で…、』
あれ？私、
なんで知ってるんだったっけ？
『それを、誰かが…
いい、写真だねって…』
思い出せない
ボヤがかかったように
その記憶が曖昧で
だけど確かに、響く声と、微かな香り
『…え、なんで…、ドラコ…？、』
HM「A」
ハーマイオニーが真剣な顔で言った
HM「いつか話さなくちゃいけないと思っていたの」
『え、何…？』
HM「聞かない方が幸せかもしれない
彼はあなたが知らずにいることをのぞむかもしれない」
『ねえ、なんの事？彼って誰…？』
HM「それでも私は、あなたは知る権利があると思う」
ハーマイオニーは
トライウィザードトーナメントでお兄ちゃんを亡くしたあの日
私がハーマイオニーを騙してタイムターナーを奪おうとした事
それを見越していたハーマイオニーが私を気絶させドラコに引き渡したこと
私の中で渦巻いた黒い感情を彼は全部受け止めて
思い出した私が自己嫌悪に陥らないように記憶を消し、ハーマイオニーに口止めをした事
全てを話してくれた
※シリーズ�� 参照
『…っ、そんな、ことって…』
HM「マルフォイのしていることは許されることじゃない
私だって彼を恨んでる
…だけど、あなたを思う気持ちだけは
マルフォイの中で唯一嘘のない真実だったと思うの」
思わず立ち上がって走り出す
いつも傍にいてくれたあなたを
何かと用事を付けては気にかけてくれた
ドヤ顔も意地悪な顔も
2人きりの時、見せてくれた優しい顔も
全部全部大好きなのに
(なんで、忘れてたの…っ)
あの日、あの部屋で
『ドラコは離れないで…
私を、1人にしないで』
『ずっとそばに居て』
そういった私に
【ずっとそばにいるよ】
そう言ったのに
『嘘つき…っ、』
ー
ロ「おい、A！マルフォイが…」
『…』
終わりはいつも突然だ
ハ「僕、…僕、そんなつもりはなかったんだ
マルフォイを問い詰めたら撃ち合いになって…それで、」
ハリーの放ったセクタムセンプラ
半純血のプリンスの蔵書にのっていた呪文はドラコを瀕死へと追いやった
すぐ駆けつけたスネイプのおかげで何とか一命は取り留めたとのことだが
ロ「医務室にマルフォイの姿はなかったぜ」
とロンが言っていた
HM「ハリー。その本を処分すべきよ
…永遠に」
ハリーも項垂れたまま頷いた
ー
必要の部屋
蔵書を永久に封印するために私たちは扉を開いた
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
