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ロンとハーマイオニーはお互い避けあったまま
新学期が始まるとすぐにハリーはダンブルドアからひっそりと呼び出しを食らったらしい
HM「クリスマスはどうだった？」
『うん、まあまあかな…』
HM「野暮な事聞いたわね、ごめん」
『ううん』
もちろん、休暇中ドラコの手紙がある訳もなく
かと言って私からも追加して送ることはしなかった
『騎士団の人間がどんどんいなくなってるみたいで
モリーさんも滅入って体調を崩しているみたい』
HM「…そう」
今回隠れ穴に立ち寄らなかったハーマイオニーに現状を話す
『あの家の中でもね』
HM「？」
『フレッドとジョージの周りには笑顔が出来るのよ
…笑顔と言うよりも怒鳴り声かもしれないけど』
HM「相変わらずね」
あの2人らしいわ、とハーマイオニーも笑った
『新作、また貰ってきたからあげる』
ハーマイオニーと2人で笑えたのも久々だった
ー
次の日、私達はロンが生死を彷徨う重体だと聞いて医務室に駆けつけた
HM「一体何があったの!?」
ハ「色々あったんだ、何から話していいか…
まず、ロミルダからのプレゼントに惚れ薬が入っていて、それが凄く強力なものだったから…」
HM「どうして!?ロミルダが狙っているのはあなたでしょ？」
ハ「ロンが勝手に中を開けたんだ！
って、そうじゃなくて…
ロンを治すためにスラグホーン先生の所に行ったんだけど」
HM「スラグホーンにやられたの？」
ハ「違うよ、最後まで聞いてくれ」
HM「結論から話して！」
物凄い剣幕で捲し立てるハーマイオニーに押されながら
ハ「先生が気付けにって蜂蜜酒を出してくれたんだ
それに呪いがかかってた」
HM「じゃあ、やっぱり…」
ハ「先生はこれを人に送る予定だったんだ！
ダンブルドアに」
ハーマイオニーの眉がピクリと動く
ハ「1歩間違えればロンは死んでいたかもしれないし
…そうでなくてもこの毒入り蜂蜜酒がダンブルドアの手に渡るはずだった」
皆が息を飲んだ時
ラ「彼はどこ？私のウォンウォンは？」
医務室に駆け込んできたのはラベンダーで
ハーマイオニーを見るなり
ラ「何しに来たの？ずっと口を聞いていなかったくせに」
と睨みつけた
ラ「大丈夫よウォンウォン
私はここにいるわ…」
ラベンダーがロンに近寄ろうとすると
ピクリ、と動いたロンが吐息混じりの小さな声で
ロ「……ハー、マイオニー…」
と呟いた
ラベンダーは涙を流しながら医務室を出ていった
ダ「若い心に愛の痛みは突き刺さる」
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
