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ハリーと共にオリバーチームの時からメンバーを務めるケイティと、ジニー、私はチェイサーをパスし
最後はキーパー
ハリーも真剣な顔で様子を伺っている
今のところコーマックに外れはなし
皆が見守る中、最後の攻撃に明らかに反応の鈍ったコーマックは
本人も不思議そうな顔をしたまま、ゴールを奪われる
『…』
ハリーと目が合って、彼も小さく頷く
見事ゴールを守り抜いたロンが正式にクィディッチメンバーとして迎え入れられた
ー
ロ「コーマックの奴、今頃泣いてないかなぁ」
話したくて仕方がない、と言うように
ソファにふんぞり返っているロン
隣でずっと読み物をしていたハリーが
ハ「ねえ、この呪文知ってる？
【セクタムセンプラ】」
聞いたこともない名前に首を傾げると
HM「いいえ知らないわ
ハリーその本を返すべきよ」
ロン「返すもんか
これのおかげで君を抜いてトップだぜ？
天才だと思われてる」
苛立った様子のハーマイオニーが
HM「誰の本か知りたいの。見せて」
と立ち上がると、逃げるように背けるハリー
ハ「ダメだ」
HM「どうして？」
声を荒あげるハーマイオニーと対峙するハリーの後ろから教科書を抜き取ったジニーは
ジ「…半純血のプリンス、蔵書」
と読み上げる
HM「誰？」
ハーマイオニーが眉間にシワを避けると
本を取り返したハリーが少し不機嫌そうに談話室を出ていく
取り残された私たちは顔を見合せてまた、ため息をついた
今年もホグズミード行きが許可され、
何かを探していたハリーが
ハ「見つけた！三本の箒に行こう」
と私達を連れて入店
店の中には、楽しそうに話しているスラグホーン
同じく店内にいたジニーとディーンカップルについて話すハーマイオニーとロンを他所に、ハリーはスラグホーンの話に聞き耳を立てているようだった
会話を終えたスラグホーンが立ち上がると
ス「おや、ハリー」
好意的なスラグホーンに、お会いできて光栄です、なんて愛想笑いを浮かべるハリー
今はスラグホーンに近づき、信頼してもらう事で
ヴォルデモートについて隠している何かを聞き出さなければならない
私にも気付いたスラグホーンは同じように握手をした
そしてハリーと私に耳打ちで1部生徒を招いた食事会があるから来るといい、
と招待した
『もちろん、参加させて頂きます』
ニッコリと笑顔を浮かべれば、先生は満足そうに店を後にした
ロ「ふたりともよくそんな胡散臭い顔できるな」
うげっとロンが顔を顰めた
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
