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6年生を間近に控えた私たちは
ロンの提案で隠れ穴に少し早めに集まることに
といってもすぐご近所さんなんだけど
『行ってきます』
気をつけて、と2人に見送られて家を後にする
モリー｢いらっしゃい
ハリーも直に到着するはずよ｣
『お久しぶりです』
HM｢A、こっちよ｣
『ハーマイオニー！』
ニコ、と笑顔を見せたハーマイオニーは、直ぐに真剣な顔で手元の新聞に目を落とす
HM｢あの人の影響はマグルの世界にも及んでるわ
まるで、世界中が恐怖に陥れられるかのように…｣
『…』
勢力を広げていくヴォルデモート卿
HM｢マルフォイとは連絡取れたの？｣
『…ううん』
魔法省に居合わせ言い訳の出来なくなったルシウス・マルフォイはアズカバン送りとなった
そこへハリーが到着して
『ハリー、元気だった？』
ハ｢…なんとかね｣
ダンブルドアと共に現れたハリーは来年からホグワーツの教師を勤めるというホラス・スラグホーンの元へ会いに行ったと話してくれた
ハリーは彼の勧誘に使われたらしい
ー
6年目になるダイアゴン横丁は
見違えるほどに活気を失った街になっていた
変わってしまった街に言葉を失う
ロ「あそこだ、ウィーズリーウィザードウィーズ」
フレッドとジョージが立ち上げた悪戯専門店
ハリーが提供したトライウィザードトーナメントの優勝金を資金に完成したこのお店
中に入ればパチパチと音を立てて弾ける花火と賑やかな店内
役立ちそうな1品から、
いったいどうしたらこんなものを思いつくのやら、ってものまで
ズラリと並ぶイタズラグッズを眺める皆の顔には
笑顔が浮かんでいて
フ「やあ、姫」
ジョ「楽しんでる？」
『とてもね』
2人は満足そうに頷く
活き活きしてる2人を見るのは私も楽しい
ジョ「何か気になるものあるか？」
『んー、そうだなぁ…』
フ「開店祝いに何か一つプレゼントするよ」
『え、』
ロ「これいくら？」
フレジョ「「5ガリオンだ」」
ロ「まけてよ」
フレジョ「「5ガリオンだ」」
ロ「兄弟だろ」
フレジョ「「じゃあ10ガリオン」」
うげぇ、と顔を顰めるロン
ポカンと見ていた私に2人はしぃーと指を立てて悪戯に笑った
HM｢すごいわね、フレッドとジョージ
他は皆閉めてるのに｣
ロ「こんな時だからこそ笑いが必要なんだってさ」
ハ「その通りだよ」
お店を出て少し、自然と足が止まったのは
『オリバンダーの店が…』
お兄ちゃんと、初めて杖を買いに来た日のことを思い出した
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
