・ ページ14
HM「なんだか揺れてない？」
天井のランプが揺れ、部屋自体が振動しているのが分かる
ジョージが私の前に立って、私を庇うようにすっと腕を伸ばし、片方の手で杖を構える
ロンを含め、特にフレッドとジョージは私に過保護になった気がする。
お兄ちゃんとは違う形で
さりげなく、いつも近くにいてくれる
壁の向こうから、大嫌いなアンブリッジの声がして
壁が突き破られると
アンブリッジ、フィルチが尋問官親衛隊を引き連れ立っていた
横から現れたドラコは黙ってチョウの首根っこを掴んでいる
ハ「…！」
何が起こったのか分からない私たちは
ア「捕まえて」
連れていかれるハリーを見ていることしか出来なかった
『…パーシー』
まるで犯罪者を見るかのように冷たい目で
パーシーは私達を蔑んで、ハリーを連行する
フ「ハリーなら大丈夫だ」
ジョ「俺たちの先生を信じようぜ」
と、2人が明るく締めた。
アズカバン送りを言い渡されたダンブルドアはフォークスと共に姿を消し、
最後の切り札が無くなったホグワーツは
新校長であるアンブリッジの支配下に置かれた。
ハ「ダンブルドアは僕を庇ったんだ
全部、僕の責任だ」
とハリーは顔を歪める
ロ「やれることはやったよ」
HM「責任は私たちにあるわ」
ハ「でも僕も賛成した」
ロ「にしてもチョウが裏切るなんてな」
『…チョウにも何か事情があったんじゃないかな
だって、あんなにハリーを好きだったのに、裏切るようなことすると思えない』
HM「…A」
ハ「役に立とうと頑張ったのに事態を悪くしただけだ
でも、もうどうでもいい
大切なものが増えるほど失った時辛くなる」
だから、もういっそ…と言葉を濁すハリーに
HM「いっそ、何？」
ハーマイオニーが問い詰める
ハ「1人の方がいい」
HM「ハリー、Aはチョウから嫌がらせを受けていたのよ
…でも、あなたには何も言わなかった
どうしてか分かる？」
『ハーマイオニー、』
ハリーが目を見開いて私を見る
『嫌がらせって程じゃないの。ただ、…少しだけ』
HM「私もよ。ハリーに近づきすぎないでって言われたわ
だけど、Noと返事をしたわ。」
聞きたくない、というように彼は目をそらす
HM「だって私たちは、友達でしょう」
そんな所へやってきたハグリッドは、なんの説明もせず、私達を連れて禁じられた森へと足を進めた
森の中には魔法省に住処を追いやられ反乱寸前のケンタウロスと
ハグリッドの弟分であるグローピーがいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 524人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
