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真司郎side
あ「んー、美味しい!」
真「A、こっちもうまいで。」
俺達がやってきたのは、韓国料理屋。
事前に個室を予約しておいた。
Aは、LA行った時に食べてから韓国料理にすっかりはまったらしい。
ほんまはイブやし、ディナーでもって思ってたけど、実は俺はかしこまったところが少し苦手。
緊張すんねんもん。
それはAも同じやったらしくて、それならずっと気になってた韓国料理屋に行こうってなったのが、なんとも俺達らしい。
目の前ではあいも変わらず美味しそうに食べるA。
こうして俺が好きなものを好きになってくれるのって、ほんまに嬉しい。
✻✻✻✻✻
あ「お腹いっぱい、美味しかったね。」
真「ほんまやな。ほなそろそろ行こか。」
と、その前に渡すものがある。
真「A、これクリスマスプレゼント。」
あ「え?いいの?嬉しい、開けてい?」
真「ええよ。」
俺があげたのは
あ「手袋だ、可愛い!」
ご飯を食べたあとはイルミネーションを見に行く予定にしてたから、寒いしと思って持ってきていた。
それにさっきも思ったけど、Aは冷え性なのもあるのか、すぐに手が冷たくなってしまうから、俺があげたのは手袋。
あ「似合う?」
早速手にはめたAは、嬉しそうににこにこしながら見せてきて、それがめちゃくちゃ可愛い。
真「おん、似合っとるよ。」
あ「ありがとう、大切にするね。
はい、私からもクリスマスプレゼント。」
そう言って手渡されたのは1つの紙袋で、紙袋とAを交互に見る。
真「ほんまに?俺にも?見ていい?」
あ「うん。」
紙袋から綺麗に包装された包みを取り出して開けると、中に入っていたのは手触りのいい濃いブルーのマフラーだった。
あ「真司郎、今日もだけど仕事行く時もマフラー
ってしないでしょ?
これからもっと寒くなるし、仕事でもプライ
ベートでも使えるようにと思ってそれにした
んだけど、どうかな…。」
真「え、めっちゃ嬉しいねんけど!」
あ「よかった、喜んでくれて。」
思いがけず俺にも渡されたプレゼントに、胸の中があたたかくなって、嬉しくてテンションがあがってしまう。
真「俺も大切にする。ほんまにありがとうな。
毎日使うわ。」
2人で嬉しさを分かち合い、それからしばらくして店をあとにした。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、いつも温かいお言葉ありがとうございます。本編とはまた違うお話をかけて私自身楽しかったので、また機会があれば書きたいなと思います(*^_^*)これからも心がほっと暖かくなるようなお話を書けるように頑張りますね! (2019年8月20日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 番外編もいつもほっこりさせてもらってます。まりぃさんのペースでこれからも続けていってくださいね! (2019年8月19日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりなさん» 温かいお言葉嬉しいです(;_;)これから先さらにお待たせする事があるかもしれませんが自分のできる範囲で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(;_;)わー私に会ってみたいだなんて…そう言って頂けて嬉しいです! (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» マイペースいつ聞いてもいい言葉ですね(;_;)ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます!温かいお言葉嬉しいです。お待たせする事が多くなるかもしれませんがこれからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年12月23日 15時