1年の始まり ページ26
真司郎side
【あけましておめでとうございます。】
年が明けて、Aの実家で迎えた新しい年の始まり。
新年の挨拶をして、Aとお義母さんが作ってくれたなんとも豪華なおせち料理を食べたあと、
俺とAは初詣に行くことにした。
あ「それじゃ行ってくるね。」
母「寒いから気をつけていくのよ。」
お義父さんとお義母さんは、猫がいるから俺達が帰ってきてから行くらしい。
Aの実家から初詣ができるところまでは歩いて30分くらいらしく、2人で手を繋いでのんびり歩いて行くことにした。
✽✽✽✽✽
あ「うわ、やっぱり凄い人だね。」
地元で有名らしいそこは、元旦ということもあり、人で溢れかえっていた。
真「A、はぐれたらあかんで。」
前も後ろも右も左も人で溢れていて、身動きが取りづらい。
俺ははぐれてしまわんように、後ろからAを抱きしめる格好で歩き出した。
しばらくしてやっと順番が来た俺達は、お賽銭を入れると二礼二拍手一礼して、しっかりと手を合わせる。
お参りし終わったあとは、2人でおみくじを引くことに。
大きな筒を振って、出てきた棒の数字を巫女さんに伝えて紙を受け取ると
あ「真司郎、なんだった？私吉だった。」
真「俺、末吉…。」
末吉さんやん、なんてくだらん事を思いつつ木に結びつけてから、境内の中を見て回る。
たくさんのお店が並んだ賑わっている中を歩いていると
あ「真司郎、でこまん買っていい？」
真「でこまん？でこまんてなに、」
あ「でこまん知らない？あ、呼び方が違うのか。
えっとね、人形焼。」
真「人形焼な、ええよ。
てかA、さっきお餅3個も食べたのにまだ
食べれるん。」
あ「だって人形焼とかこういう時しか買えないも
ん。
あと、りんご飴もほしいな。
あとはねー、」
真「どんだけ食べんねん笑」
屋台をきょろきょろと見ながら言うAに、思わず笑ってしまう。
朝、お雑煮でお餅を3個食べてたA。
その他にもおせち料理めっちゃ食べてたのに、どこにそんな入るん、なんて思いながら、Aの欲しがる物を買ってあげて2人で食べながら、家路についた。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、いつも温かいお言葉ありがとうございます。本編とはまた違うお話をかけて私自身楽しかったので、また機会があれば書きたいなと思います(*^_^*)これからも心がほっと暖かくなるようなお話を書けるように頑張りますね！ (2019年8月20日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 番外編もいつもほっこりさせてもらってます。まりぃさんのペースでこれからも続けていってくださいね！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりなさん» 温かいお言葉嬉しいです(;_;)これから先さらにお待たせする事があるかもしれませんが自分のできる範囲で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(;_;)わー私に会ってみたいだなんて…そう言って頂けて嬉しいです！ (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» マイペースいつ聞いてもいい言葉ですね(;_;)ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます！温かいお言葉嬉しいです。お待たせする事が多くなるかもしれませんがこれからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年12月23日 15時
