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あなたside
【平日設定となっています】
真「A、今年のクリスマスイブなんやけど、デートしよ。」
12月に入ってすぐ、ソファでのんびりしている時に真司郎が誘ってくれた。
あ「デート嬉しい!けど、今年のクリスマスイブ
は金曜日だよ?」
今年のクリスマスイブは、あいにくの平日で金曜日。
クリスマスは、みんなでクリスマス会という名の飲み会をやろうって事になっている。
真「仕事終わってからになるから、夜からになる
けど。いや?」
あ「いやなわけないじゃない、すっごく嬉し
い!」
イブは平日だから真司郎は仕事だし、家でささやかにでも過ごせれば、と思っていたのに。
デートに誘ってくれるなんて、嬉しいに決まってる。
真「ほな決まり。
遠出できんから都内になるし、ご飯食べて
イルミネーション見るくらいしかできんけ
ど、ええ?」
あ「イルミネーション見に行きたいなって思って
たし、イブデートできるだけで私はすごく
嬉しいよ?」
真「よかった。
絶対定時で仕事終わらせるし、待ち合わせで
いい?」
あ「うん、いいよ。
待ち合わせするなんて、久し振りじゃな
い?
最後に待ち合わせしたのなんて、いつ
だっけ?」
真「たぶん、まだ恋人同士になってへん時やと思
う。」
あ「え、そんなに前?」
真「おん、やって恋人同士になってからはずっと
一緒におったやん。」
あ「そっか、そうだよね。」
恋人同士になってからは毎日一緒にいたから、デートする時も待ち合わせなんかする必要がなかった。
恋人同士になる前といったら、もう5年は前?
時が経つのは早いな。
真「あ、ほんでな、金曜日やしお泊りな。」
あ「え、お泊りもできるの?」
真「おん、実はもうホテル予約してあんねん、」
真司郎は仕事が早いというか、さすがというか、なんというか。
あ「もし私が断ってたら、どうしてたの、」
少し意地悪を言ってみる。
真「え…、そんなん頭になかってんけど。」
それもそうだよね、私が断る理由なんてあるわけがないもん。
あ「デートにお泊りなんて贅沢だなぁ、
でもすっごく嬉しい。
ありがとう、真司郎。」
横の真司郎にぎゅっと抱きつくと、抱きしめ返してくれる。
真「俺も楽しみ。」
2人で顔を見合わせて微笑んだ。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、いつも温かいお言葉ありがとうございます。本編とはまた違うお話をかけて私自身楽しかったので、また機会があれば書きたいなと思います(*^_^*)これからも心がほっと暖かくなるようなお話を書けるように頑張りますね! (2019年8月20日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 番外編もいつもほっこりさせてもらってます。まりぃさんのペースでこれからも続けていってくださいね! (2019年8月19日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりなさん» 温かいお言葉嬉しいです(;_;)これから先さらにお待たせする事があるかもしれませんが自分のできる範囲で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(;_;)わー私に会ってみたいだなんて…そう言って頂けて嬉しいです! (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» マイペースいつ聞いてもいい言葉ですね(;_;)ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます!温かいお言葉嬉しいです。お待たせする事が多くなるかもしれませんがこれからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年12月23日 15時