・ ページ22
真司郎side
それからもお互いの仕事の話や思い出話をしたりと思いの外楽しい時間を過ごすとそろそろ解散の声がかかる。
大「もうこんな時間か、あっという間だった
な。
與の変わりっぷりには驚かされたけど笑」
中「ほんとに、でも久し振りにみんなに会えて
楽しかったよ。」
久し振りに会った2人は満足そうな顔をして笑った。
西「次会えんの俺の結婚式だな。
お前ら泣くなよー。」
ほろ酔い、というかまぁまぁ酔っとる西島は機嫌良さそうに指を指しながら言うとるけど、お前が1番泣くくせに何言うとんねん、
あ、泣くといえばAもやな。
てか、Aの事話しとったらめっちゃ会いたなったわ、はよ帰りたい。
同級生「ねぇねぇこのあと2次会行くんだけど、
4人も来ない?」
同じ学部だったそこそこ仲の良かった奴らに声を掛けられた。
中「どうする?」
真「俺はええわ。西島酔っとるし何かやらかす
前に連れて帰る。」
西「何かってなんだよ、なんもしねーよ。」
真「何かあってからじゃ遅いねん、あほ。
宇野ちゃんに怒られんの俺なんやから
な。」
西「どうせお前が早くAちゃんに会いた
いだけだろ。」
こいつ酔ってるくせに何でそんな事はわかんねん、いややわー、でも当たってるから何も言われへんし。
真「そやで悪い?帰るで。」
西「うわー開き直った!てか俺の車だろ。」
横でなんや言うとるけどほんまに置いてくからな、なんて思いながら椅子から立ち上がり歩き出そうとした時
中「真司郎、今度ご飯でも行かない?
…2人で。」
真「あー悪いけど無理やわ。」
中「え、なんで?昔はよく行ってたじゃん。」
真「Aの事不安にさせたないねん、ごめ
んな。」
きっとAの事やから【いいよ】って言いそうやし友達の事とか話してあるけどこれ以上余計な不安与えたくない。
真「ほなまた結婚式でな、西島行くで。」
中「…わかった、またね。」
大「おーじゃあな。」
そのまま2人と別れて足早にホテルを出ると家に向かって車を走らせた。
Aのマンションに着くと寝とる西島を叩き起して部屋に向かい、インターホンを鳴らすと聞こえてくる小さな足音。
カチャリとドアが開くと俺の大好きな笑顔でAが出迎えてくれた。
あ「おかえり。」
真「ただいま、A。」
愛しいAがいるここが俺の帰る場所。
344人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます、そう言って頂けるのが本当に嬉しいです(;_;)これからもがんばります!! (2018年3月28日 22時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編も楽しみです。いつも、楽しみに読んでるので、これからも、頑張って下さいね! (2018年3月28日 22時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃん☆さん» みいちゃん☆さんありがとうございます!今必死に書いてるんですが私の中で重要な部分なのでかなり時間がかかってしまってます…今日1つは必ずupしますので気長にお待ち頂ければと(TдT)お待たせしてしまいますがよろしくお願い致します(;_;) (2018年3月24日 20時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん☆ - いつも見てます!続きが気になって仕方ないです!早く真ちゃんとひとつになってほしいです!今日はアップしますか?もう読みたくてやばいです! (2018年3月24日 19時) (レス) id: dd4caffcff (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうございます(^_^)頑張って書きますので見守って頂ければと思います(*´∀`) (2018年3月17日 12時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まりぃ | 作成日時:2018年3月3日 13時