胸の高鳴り ページ16
あなたside
逃げるようにバスルームにくると、少し心を落ち着かせようと浴槽に浸かる。
心を落ち着けるはずが温かいお湯に浸かりながらも色々考えてしまい気が付けば随分と時間が経ったように感じて、しかも少しのぼせてしまったみたい。
これはちょっとやばいかも、と感じてぼうっとする頭と身体をゆっくり立ち上がらせて休憩しながら着替えを済ませるとキッチンへ向かい、ミネラルウォーターを手にとってゆっくりと口を付ける。
熱くなった顔に冷たいボトルを当てながら息を整えていると、ソファでスマホをいじっていた真司郎が心配そうな顔をしながら私のそばに来る、良かったさすがにもう上着着てくれてる、なんてぼうっとした頭で思いながら。
真「A顔真っ赤やけど大丈夫なん？
えらい遅かったけどのぼせたんか？」
真司郎の優しい掌が私の熱くなった頬を包み込んでくれて、また胸が高鳴ってしまう。
あ「ん、大丈夫。」
なるべく平静を装って答えたけれど、真司郎は心配そうな顔をしたままだ。
真「Aこっちおいで。」
手を握るとそのまま手を引かれてソファまで行き、机にボトルを置くと先にソファへ真司郎が座り
真「ん、Aおいで。」
膝をポンポンと叩く真司郎。
真「今日は俺が膝枕したる、しんどいやろ？」
まだ顔の熱は取れていないし頭もぼうっとしてる、今日は甘えさせてもらおうかな。
ソファに上がり真司郎に優しく頭を支えてもらいながら横になると、見えるのは天井と優しく微笑む真司郎。
優しく撫でられる手が気持ちいいのと、やっぱり収まらない胸の音。
私はいまだに真司郎に抱き締められたり、口づけをされるとドキドキしてしまう。
これは何度されても同じで、そのたびに真司郎に胸の音が聞こえてしまうんじゃないかと思うほど。
真司郎に触れられると嬉しいし幸せな気分になるけど、真司郎はどうなんだろう？
私が触れると同じようにドキドキしたりするんだろうか…。
今でもこんなにドキドキしてしまうのに、直接肌に真司郎のぬくもりを感じてしまったら…
こうして真司郎といれるだけで十分幸せなのに、私はどうなってしまうんだろう。
なんて、膝枕をしてもらいながらぐるぐると考えてしまっていると、優しい真司郎の瞳と合わさり愛しさがこみ上げてきて
あ「ありがとう真司郎、好きだよ。」
と呟くと
真「俺も好きやで、A。」
嬉しそうにする真司郎に、また私の胸は高鳴るんだ。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます、そう言って頂けるのが本当に嬉しいです(;_;)これからもがんばります！！ (2018年3月28日 22時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編も楽しみです。いつも、楽しみに読んでるので、これからも、頑張って下さいね！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃん☆さん» みいちゃん☆さんありがとうございます！今必死に書いてるんですが私の中で重要な部分なのでかなり時間がかかってしまってます…今日1つは必ずupしますので気長にお待ち頂ければと(TдT)お待たせしてしまいますがよろしくお願い致します(;_;) (2018年3月24日 20時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん☆ - いつも見てます！続きが気になって仕方ないです！早く真ちゃんとひとつになってほしいです！今日はアップしますか？もう読みたくてやばいです！ (2018年3月24日 19時) (レス) id: dd4caffcff (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうございます(^_^)頑張って書きますので見守って頂ければと思います(*´∀｀) (2018年3月17日 12時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年3月3日 13時
