水も滴る…。 ページ15
あなたside
―――最近の私はどこかおかしい、気がする。
真司郎にもっと触れてみたい…なんて。
真司郎と過ごすようになって、その気持ちは日に日に強くなってきてるような気がする。
洗い物が終わりかけた頃、お風呂から上がった真司郎は、上半身裸のまま首にタオルをかけキッチンへとくるとミネラルウォーターを手に取り、口をつけている。
真司郎と過ごすようになって、お風呂上がりで暑いからなのかなんなのか、たまにこうして上半身裸のままでいる姿に戸惑いつつも、その姿から目が離せない。
【水も滴るいい男】という言葉は
真司郎の為にあるんじゃないかとさえ思う。
掻き上げられた洗いたての髪からほんの少し滴る雫
程よくついた腕の筋肉
細すぎず厚すぎない胸板
汗ばんだ肌
その鍛え上げられた身体から薫る
いつもつけている香水とは違う香り
ミネラルウォーターを飲む時の唇
それと連動して動いている喉元
その全てに胸が高鳴って
目のやり場に困るという気持ちがあるにも関わらず、目を逸らす事ができない。
背を向けている真司郎の程よく筋肉のついたその綺麗な背中に、直接触れてみたいという衝動から手を伸ばしかけたところで、はっとして手を引っ込めた。
私、何考えてるの…。
鳴り止まない胸の高鳴りを抑えようと、ほんの少し俯いて深く息をついた。
そんな私に勘づいたのか何なのか、くるりと私の方を振り返った真司郎が、俯いた私の顔を不思議そうな顔をして覗き込んできた。
真「A？どしたん？顔赤いで？」
無意識のうちに赤くなってしまったらしい私の頬に真司郎の指が触れて、ピクン、と反応してしまった。
真司郎は無意識なのか、はたまたわざとなのか上半身裸のまま私に近付いてくる、
その近すぎる距離にさらに顔に熱が集まり、抑えが効かない胸の音。
やっぱり触れてみたい。
だけど恥ずかしい気持ちが
あ「私もお風呂入ってくるね。」
とだけ告げて逃げるようにバスルームへ足を向け、ドアを占めると両手で顔を覆った。
どうしよう、真司郎変に思ったよね。
さっきの真司郎の姿が頭から離れず、胸がきゅうっと甘く締め付けられる。
やっぱり私、どこかおかしいのかもしれない。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます、そう言って頂けるのが本当に嬉しいです(;_;)これからもがんばります！！ (2018年3月28日 22時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 続編も楽しみです。いつも、楽しみに読んでるので、これからも、頑張って下さいね！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - みいちゃん☆さん» みいちゃん☆さんありがとうございます！今必死に書いてるんですが私の中で重要な部分なのでかなり時間がかかってしまってます…今日1つは必ずupしますので気長にお待ち頂ければと(TдT)お待たせしてしまいますがよろしくお願い致します(;_;) (2018年3月24日 20時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん☆ - いつも見てます！続きが気になって仕方ないです！早く真ちゃんとひとつになってほしいです！今日はアップしますか？もう読みたくてやばいです！ (2018年3月24日 19時) (レス) id: dd4caffcff (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうございます(^_^)頑張って書きますので見守って頂ければと思います(*´∀｀) (2018年3月17日 12時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年3月3日 13時
