あなたのことが好きでたまらないんです

Episode 12 ページ13

今日は文化祭で何をやるか決める日。

初仕事だからしっかりやらないと。そう、気を引き締めた。

女1「私メイドカフェがいい！」

男1「俺は焼きそば売りたいなー」

女2「お化け屋敷やりたいなぁ」

皆バラバラなこと言って何も決まらない。

何人か寝てるし。

一番前の席にいたフレントと話す。

貴「フレントなにかやりたいのあるの？」

フ「俺劇やってみたい」

他「いいね！それ！」

結局は人に合わせるのか。まあ、いいや。

その後。劇は白雪姫のパロディに決まった。

で、今……配役を決めるのに戦争が起きております………

王子様役はねぎ君なんだけど……相手役が決まらないなぁ。

貴「主役はアンケート取って決めようよ、自薦は無しでやってみない？」

チ「さんせ〜い」

も「ちょwwwチハヤwww変顔やめろってwww」

チハヤ君流石。こんなにクラスの雰囲気を一気に柔らかくした。

とりあえずルーズリーフを切って配る。

ね「貸して」

貴「……え？」

ね「一緒に配るから。そのほうが早いでしょ」

不器用な彼の優しさにキュンとくる。


集計を取る。

えー、まずいですまずいです。私にかなり票が集まっております。南さんにも票が集まっております。

投票されている子は皆美人で私とはかけ離れた外見の子ばっかり。(夢主も美人さんだよ！！)

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