Episode 11 ページ12
・貴方side
怖かった。
誰がやらせたの……？
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
私はどうすればいいですか……？
ねぎ君が来てくれたからすごく安心した。そう、すごく。
翌日。教室に入るとわざとらしく泣いてる子がいた。南さんじゃん……。
南「ねぇっ！なんで私のねぎ君を取るのよぉっ」
貴「別にとってないんで」
南「だってだって」
あーうざい。何かがぷちっと音を立てて切れた。
貴「だってだってうるさいんだよ！ねぎ君はあなたのものなの？彼氏なの？それじゃないのに取られたとか言うなよ」
南「そうよ？ねぎ君は私の彼氏だもんっ」
貴「あーそう。にしても束縛ひどいわね」
そのままその場を立ち去る。
あーそっかそういう関係だったのね。
何か涙が出てきた。
ね「待って！」
ねぎ君………？今は顔見れないや。
ね「待てよ！」
パシッ。手首を掴まれる。
ね「ごめん、誤解だから！」
貴「誤解……？誤解って何」
ね「俺が南と付き合ってるっていうの嘘だから。ごめんな」
貴「うん」
ね「嬉しかったよ、あんなふうに言ってくれたの。ありがとな」
頭を触られる。大きな手。
大好き。
でも、言えないや。
私には相応しくないよ、君には他にいるよ。
Episode 12→←Episode 10 Negiryo side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mari(プロフ) - もち勢女子さん» 了解です！ (2018年12月27日 20時) (
レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
もち勢女子 - もちの物語出して欲しいです！ (2018年12月22日 22時) (レス) id: 1560673332 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ありがとうございますぅぅぅぅう（泣） (2018年11月18日 13時) (レス) id: 82f8a7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - あんずさん» もちです！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - フレントと事故チューしてしまったっていうのって有すか? (2018年11月16日 19時) (レス) id: 82f8a7ed5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mari | 作成日時：2018年9月24日 12時
