マサイ×バックハグ ページ34
・彼氏彼女設定
・彼女目線
今日は彼氏のマサイと初めての宅飲み！
私お酒弱いんだけど大丈夫かなぁ…
とりあえずマサイ宅に向かう途中のコンビニでおつまみらしきものと弱めのお酒を買った。
マンションの部屋の前まで来たのは良いもののインターホンを押す勇気が出ない。
ピンポーン
貴「押しちゃった…！！」
いつも通り無機質な音がなった。
数秒してインターホン越しにマサイの声が聞こえた。
マ『ちょっと待ってな、すぐ開ける』
貴「うん」
カチャリと音がして扉が開けられた。
マ「いらっしゃい…ちょっと散らかってるけど気にすんなよ」
貴「うん、大丈夫」
靴を脱いで上がると机の上にはもうおつまみとグラスとお酒が用意されていた。
マ「ちょっとたのしみでさ、張り切って買っちゃった笑」
マサイも私と同じことを考えていたのだろうか、なんだか嬉しくなって笑った。
貴「実はね、私もおつまみ買ってきちゃったの」
そう言ってコンビニのレジ袋を差し出した。
マ「何それ、そんな楽しみだったのか？可愛いな」
わしゃわしゃと頭を撫でられた。
ぐー
鳴ったのは私のお腹だ。
マ「何、我慢できないわけ？」
貴「だって美味しそうなんだもん…」
そう、本当に美味しそうで、食欲をそそる良い匂いがした。
マ「そっか、そっか、食べよっか」
それから見た目通り美味しいおつまみとお酒を飲みながら話をした。
お酒が案外飲みやすくてぱかぱかと飲みすすめていった。
それはマサイも同じようでお互い酔っ払ってしまった。
いつもより顔が紅くなっているのがよくわかる。
空き缶を片付けようと立つと後ろに抱き寄せられた。
世にいうバックハグと言う体制だ。
マ「A…お願い、行かないで」
耳元で囁かれた。
マサイはそう言うと抱きしめる腕を強くした。
貴「ど、どうし、たの？」
精いっぱい平静を装って答える。
マ「離れたくない」
はっきりと告げられると心臓の音がどんどん早くなる。
マ「A……しばらくここにいて、離れないで」
結局私達は寝落ちするまでその体制だった。
朝になるとすっぽりとマサイの腕の中で収められて目覚め、かけがえのない幸せを感じた。
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せいら/うおたみん(プロフ) - 続編みたいでーす！これからも更新頑張って下さい！応援してます(´∀`) (2019年6月19日 22時) (
レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
Hiroko(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく小説見させていただいてます。更新も毎回楽しみで、続編も是非見たいので続けていただきたいです。 (2019年6月19日 17時) (レス) id: ff22130a03 (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - ごめんね、r18なった (2019年5月1日 20時) (レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
みるく - mariさん» 最高でした！ありがとうございました！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: 3cfafbdb60 (このIDを非表示/違反報告)
mari(プロフ) - はじめてのりくえすと (2019年1月8日 22時) (レス) id: f623ad292b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mari | 作成日時：2018年8月31日 19時
