私の過去 ページ3
私は、優しい両親に恵まれ、
わんぱくで好奇心の強い女の子だった。
『パパー!ママー!早く早く!』
母「こらこら、先に行かないの。
あんまり急ぐと、転ぶ…」
ザッッ…←
まさにその瞬間、
転ぶというより斜めに飛んで見事なスライディングや〜
って感じで地面に突っ込んで行きました。
『…ふっ、ふぇぇぇえ…』
母「ほら!言ったでしょ!」
父「ははは、Aは慌てん坊だな!」
『うわぁぁぁぁぁぁんぎゃぁぁぁぁぁぁ』
母「ちょっと、あんたが笑うから!;」
父「ええっ、俺!?;」
スッ…
母「A?慌てて先に行ったらこうなるのよ?
分かったらもう勝手に走って行ってはダメだからね?」
『ぐすっ…、はいっ…』
母「よ〜し、痛いの痛いの〜、
…どこに飛ばす?((A→(‘ᾥ’)☞Σ(゚д゚;父)ビシッ
…ニタァ(母^言^)…」
父「(°ㅁ°;)えっ」
とっても仲のいい家族でした。←
日曜日にはみんなで近くの丘でピクニックをし、
いろんな動物を見つけたり
みんなで本を読んで
一緒にお昼寝もした。
父はよく肩車をしてくれて、
ひまさえあればいつも一緒に遊んでくれた。
寝る前は決まって母が絵本を読んでくれた。
母「…そして、お姫様は王子様と結婚し、
2人ともいつまでも幸せに暮らしましたとさ。」
『わぁぁ!(パチパチ
ねぇ、ママ?
ママはなんでいつもAに絵本を読んでくれるの?』
母「…それはね、Aがいい夢を見られるようによ。」
『Aが?』
母「ええ、想像してみて。
もし貴女が怖い夢を見てしまったとするわ。
そしたら貴女は泣いてしまうでしょう?」
『うん…』
母「だからね、貴女が泣いてしまわぬように、
明るい未来を歩めるように、
…私からのおまじないよ。」
『おまじない…』
母「ええ。私はね、
貴女の笑った顔が何よりもだ〜い好きなの。
だから、貴女にはいつも笑っていて欲しいのよ。
その素敵な笑顔でね。」
『ママの笑顔も素敵!』
ぎゅー(>v<)
母「うふふ、ありがと!
A、ママは何があっても貴女の味方よ。
もし、世界中のみんなが貴女の敵になってしまったとしても。
大好きよ、A。
ずっと、ずぅ〜っっと一緒にいようね!」
『本当?』
母「ええ、約束よ。」
『約束?』
母「約束。」
『うん!ママ、だーーい好き!!(>v<)』
ちゅっ…
母は私のおでこにキスした。
母はずっと私に
母「笑顔でいてね。」
と言い続けた。
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まふん - 湖のシーンはやぶうち先生の漫画のパクリですか。気付かれないとでも思ったら大間違いですよ。 (2015年7月7日 2時) (レス) id: 22039c10b9 (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - 麗弥さん<ごめんなさいコメント届いてたの今知りました!汗汗ありがとうございます!憧れの麗弥さんにそんなこと言って貰えるなんて…泣 楽しんでいただけているのなら幸せです。私も麗弥さんのこと応援しています! (2015年3月22日 17時) (レス) id: 1c2b150ce8 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜麗弥(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!イギリス、めっちゃ格好いいです!!応援してます!! (2015年1月28日 21時) (レス) id: c44e0e362e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青蝶 | 作成日時:2014年11月30日 1時