【銀魂】ダキツキカノジョ[坂田銀時]

頼ってられない ページ8

【銀時side】




「ねぇ、銀時」


「あ？なんだ？」




囮捜査まであと3日、神楽はお妙のとこで、新八はお通のとこでと

今は、なんだかんだでAと2人きり。



ジャンプを読んでいた俺に、Aが話しかける。




「‥立って」




言われるがままに俺は立ち上がる。



‥‥‥あぁ、いつものな。




きっとぎゅーっと抱き着いてくる。



「‥‥‥‥‥」




案の定、Aは正面から俺に抱き着く。




いつもなら抱き着いて離れるのだが、今日は珍しくいつもより長いし(いつも長いが)


抱き着いたまま顔を上げた。





「どうした」


「練習したい」


「練習？」


「うん。備えっていうか、ほら、いきなり触られたりしたときの対処法とか」


「あ？どういうことですかコノヤロー」



「神楽にばっか頼ってられないし、‥私も撃退したい。痴漢野郎を」


「あー‥なるほどね」





なるほど‥って、え？


銀さんよく理解できないんだけど。

要するに予行練習→←子どもは危険。男は論外。

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