4話 ページ4
アーヤを追った矢先には、まあ、見事なゴミの溜まり場で、その奥にはボッロボロのマウテンバイクがあった。
あぁ…かわいそうなマウテンバイクだ…。あれってめちゃくちゃ高いのに…。
アーヤの仲間は、話に聞いた通り、見事なイケメン揃いだった。
うん、あれは、女子が恨み買いたがるのも仕方ないよね。
本当に、男子って個性豊かの集まりだよね…女子4人も集まれば似るのに、男子4人集まっても全員バラバラ。私とアーヤは、どっちかつーと、我が道を往く方だし。
小さくて、あきら様に落ち込んでるのが、目立ちたがり屋の若武。
黒髪で、如何にも王子なのが黒木。
眼鏡が数の上杉、そぼかすが社理の小塚って所だろうね。
本当に、特徴的にもわかりやすくて覚えやすいわね。あのイケメン共。
離れてみているだけなので会話はほとんど聞けない状態。
だが、あの小塚ってやつは、アーヤと似たような雰囲気を醸し出してるおかげで、アーヤはあんまし、意識してないようだ。
近いんじゃよ、こんやろおおお!!!
本当に、鈍感大魔王のアーヤは、ただただ、男子はそういうものだとしか思わなさそうだな。
もうちょいだけ、危機感出して欲しいものだ。
まあ、考え込みすぎるのはアーヤの、いいところであっても、逆に悪い癖でもあるからなぁ…私も似たようなものだからこうなったかもしれないし…あはは。(苦笑)
そう思いつつも、いつの間にかアーヤが落ち込みながら走ったちゃったよ!?あれ?!
しかも、なんか男子軍は揉めてるし……えぇ、何があったのよーーー!!!もう!!アーヤが心配だから、速やかに…「こーん」
「げっ、」
「「「「え、」」」」
あ、やべー。
実は言うと離れてとはいえ、かなりぎりぎりのところの曲がり角で私は隠れたのだ。
少しみれば、見つかるような場所で、あの子に気づかれるかは冷や冷やしたけど。
どうやら、不幸な偶然に、私は、足元にあったアルミ缶を蹴ってしまったようで、あの子より、厄介な奴らに気づかれたてしまった。
「だれだ!!!!」
「あ、あそこ!!」
「やば、てっえ?!」
「うーん…どちら様かな?」
「簡単に逃げられなくなったな。」
振り返ったら、あの黒髪王子と算数メガネがいた。←
あぁ、やばい、こいつらと目立ちたがり屋は、運動できるって事、完全に忘れえてた!!
うーん…どうしましょ。。。
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真中季衣♪(プロフ) - I・Cさん» 『真友』であっています。『真友』の意味は、友達の中の友達。本当の友人。って意味なので…『心友』より大きい存在…だと私は思っています。(日本語まじで難しい)。ですが、そいう所に気にかけて下さったのは嬉しいです!他にもあったなら、遠慮なく言ってください! (2018年3月30日 10時) (レス) id: 7d03d96f27 (このIDを非表示/違反報告)
I・C - 全体的にあるんですが、『真友』ではなく、『親友』なのではないのでしょうか。私が間違っていたらすみません。 (2018年3月30日 9時) (レス) id: fa6354a0a8 (このIDを非表示/違反報告)
優 - すごい面白かったです!これからも更新頑張ってください (2017年4月2日 21時) (レス) id: 47ffd0f931 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 翼にドキドキします!すごくいい作品です!これからも更新、頑張ってください(*´ω`*) (2017年3月29日 11時) (レス) id: 7628f733c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sora | 作成日時:2016年9月11日 11時