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「はい、どーぞ。上がって？」
家に帰る前、流石に俺達では行けずマネージャーに子供用の着替えやら玩具やら、とりあえず必要な物を纏めて買ってきて貰った
メンバー達からあれこれと何故かリクエストが出た為にそれは大人一人で何とか抱えられるか程度の量にまで膨れ上がっていた
他人事だと思って彼奴らは本当に自由だな…
心の中でひっそり悪態をつきながらリビングへ続く廊下を進んでいると後ろから着いてきてる筈の足音が聞こえず不思議に思い、歩みを止めて後ろを振り返る
小さな彼は靴は脱いだものの、玄関先で立ったままこちらをじーっと見上げていた
「どうしたの？」
声を掛け促すも微動だにせず
大きなくりっとした目は時折瞬きをするだけで、口からは何も発せられない
…困った
本来の彼、北山であればそれこそ言葉にしなくてもその表情や纏う空気で考えてる事が分かる程、お互いの間には特別な信頼関係みたいなものが確かに存在している
でも今はそれが全くといっていいほど発揮されてない状態だ
自分が大人で向こうが子供だからなのか…
…ん？ 向こうは子供
「…あ、」
ふと一つの考えに辿り着く
…そうか。 そうだ、"子供"なのだ
それが当たりかどうかはとりあえず置いておくとして、リビングに両手に抱えた荷物を下ろしに行き急いで玄関先へと戻った
「…ほら、おいで」
手招きして両腕を広げる
すると、あんなに何の反応すら無かった彼が素直にとことこと歩みを進めてぽすっと腕の中に収まった
昼間の様に、またぎゅうっと強く抱きつかれる
「…ったく、ほんと甘えたさんだな」
背中を軽くぽんぽんと叩きそっと大事に抱えた小さな体をリビングへと連れていった
その後「たいすけ、おなかすいた…」という彼に遅めの時間でもあまり負担にならない簡単な物を用意して食べさせ、お風呂に入れ(湯船で大はしゃぎ)、マネージャーが買ってきてくれた大量の服の中から「これ！」と迷わず選んだサッカーボールの描かれたパジャマを着せ、先に寝かしつけようと寝室に連れて行こうとしたところでまた、一悶着起きる
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kurumi(プロフ) - なななさん» 楽しんで頂けて何よりです♡お気遣いまでありがとうございます。連載は出来る限り間を開けず更新したいのと、皆さんに読んで貰えているのが嬉しいので大丈夫です(笑)！二人の共同生活是非引き続き見届けて下さい( *´꒳`*) (2022年3月16日 21時) (
レス) id: 65b4911c20 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！毎日更新してくださってありがとうございます！大変じゃ無いですか？ご無理ならさないでくださいね(^^)可愛いみっくんに毎日癒されてます♪これからも楽しみです！ (2022年3月16日 15時) (レス) @page44 id: d0578835d1 (このIDを非表示/違反報告)
kurumi(プロフ) - あこさん» ありがとうございます(✻´ν`✻)読み返したくなるお話を目標に書いているのでそう言って頂けて嬉しいです♡チビミツは私も書きながら自ら癒されてました(笑)まだ続く二人の共同生活、是非引き続き楽しんでください！( *´꒳`*) (2022年3月6日 3時) (レス) id: 65b4911c20 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - kurumiさんのお話どれも素敵で何度も読ませていただいてます。新作のチビミツがかわいくて癒されてます！次の更新も楽しみにお待ちしております！ (2022年3月5日 23時) (レス) id: c1fc4e5bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurumi
| 作成日時：2022年2月14日 1時
