情報.9 ページ10
「お前か。情報屋というのは。」
『うん、そーだよ。ヒソカに依頼された挙げ句、騙されちゃった。』
愉しそうに答える。
囲まれても直、ペースを乱さず余裕を見せてくるAに団員達は警戒心を持つ。
「目的はなんだ？」
『んー、言えないかな。
“依頼主様”がいる間は、ね。』
「♡」
はめたヒソカに仕返しのつもりで言ってみる。ヒソカに視線を送りながら言ったので、他の皆は直ぐに気づいた。
ヒソカに敵意を含んだ視線が集中する。
――――――――――――――今だ。
真上へと飛躍し“流”でオーラを移動させ強化した拳で天井を吹き飛ばす勢いで殴り付けた。思惑通り、天井は吹き飛びガラガラと崩れていく。
『よっと、』
ひとまず１階上への階へと着地する。
そして自分の周りに円を展開し、警戒を強めた。
流石にあの人数を相手にするのは分が悪いからなぁ。
『逃がしてくれないのかぁ。』
「逃すわけ無いよ。大人しく捕まるね」
『自由が無くなるのは死ぬよりも辛いから、拒否させて貰うね〜。』
「なら、死ぬといいね。」
キィンと金属の擦れ合う音が鳴り響く。
仕込み刀を振るってくる相手にAは懐に隠していたナイフで対抗する。
Aは反撃せずに攻撃を受け流す
『早いね。』
「お前が遅いだけよ。」
『――――――――っあぶな‥‥って、裏切り？
シャル。』
「げっ、名前出すなよな。」
振るわれる刀を避けているとアンテナが死角から飛んできた。それ等を全て避けてからナイフを“真っ黒くん”に投げ、一瞬の隙を生かして間合いをとる。
『シャルも騙してたの？』
「‥‥さあね。俺は団長に従うだけ」
『そうなんだ‥‥
・
・
じゃあ、お互い本気で殺れるね。』
【お願い交換___ｲﾚｷﾞｭﾗｰﾁｪﾝｼﾞ】
Aの掌に白い羽の生えた女の子の人形が現れる。髪はAと同じ金髪だ
「お呼びですか？」
『うん、お願いがあるんだ。
君の大好きな血と交換に叶えてよ。』
返事を待たずに親指を噛み千切り血を人形の口元へと垂れ落とすと、人形の口は化け物のように大きく開かれ血を飲み込んだ。そんな人形を気味悪そうに団員達は見る。
「お願いとは？」
『ここを崩壊させて？バラバラにね』
「了解しました。」
瞬間、アジトは軋み
宣言通り崩壊し始めたのであった。
・
naturalちゃんに⇒
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睡蓮 - 面白いです！ (2018年8月2日 0時) (
レス) id: a63af7b3f2 (このIDを非表示/違反報告)
千鶴 - 更新q(^-^q)！ (2016年10月12日 20時) (レス) id: d56fa34269 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - かぐやさん» おぉ！！！！コメントありがとうっ(゜▽゜*)ﾃﾍｯ(*つ▽`)っﾍﾟﾛｯ。Twitterでも絡もうね！！！ (2016年8月7日 16時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - 更新楽しみに待ってる!!!!!!!!!!!! (2016年8月7日 9時) (レス) id: 7761bad027 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - みねさん» ありがとうございますっ(°▽°)ﾋｬｰ大好きとか半端なくキュンキュン‥‥ごほんっ、嬉しいです∩(´∀｀∩)ﾜｰｲ！コレからもヨロシクです！！ (2016年7月31日 23時) (レス) id: 9361d0438e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作者ホームページ：https://marshmallow-qa.com/na_ho21
作成日時：2016年7月27日 15時
