第二十七話 ページ28
私がその時々に能力を自覚するのはいつも事後だった。
中:例えばだが、能力を使おうと思ってなかったのに自然と出てしまったってこと、ねぇのか?
貴:うーん…。あったと思います。
中:あやふやだな。
貴:私、お母さんのこととかでいじられることが多かったんです。親の顔を知らないのがそんなに珍しかったのかわかりませんけど、そのネタでいじられるのが嫌いで…
中:さっきと似たような感じか?
貴:そう…ですね、いじられる度にかばってくれる仲のいい子がいたんですけど、たまたまその子が私のいないとこで悪口言ってるのを聞いちゃって…
中:…。
貴:そのときだったか、人って信じるのが難しいなあって思い始めたんです。恨みもこもってたと思います。次の授業中その子が突然気分が悪くなって…。
中:また幻覚か。
貴:はい。その子、昔飼ってた犬が自分をかばったせいで事故で死んでしまったらしく、その光景が頭で流れてて…あれ?
中:それも、聞いた話とかじゃなくてってことか?
貴:何ででしょうね…?…??
中:わからないこと付く目だな。まぁ、これからわかっていければまた解決に近づくかも知れねぇ。とりあえず…((ぐううう…
貴:あっ!///ごめんなさいお腹…すいちゃって…あはは
中:昼だしな…よし、飯でも食いにいくか。
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼弥(プロフ) - 紫爾絽(シジロ)さん» 二重人格的な感じやろ? (2017年2月21日 7時) (レス) id: 0e52abc6b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫爾絽(シジロ)(プロフ) - 蒼弥さん» なんかまた分からんくなった笑笑 (2017年2月20日 18時) (レス) id: e91aed36ee (このIDを非表示/違反報告)
蒼弥(プロフ) - www俺も今更新したとこだったww (2016年11月6日 17時) (レス) id: 0e52abc6b6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼弥(プロフ) - ちゅやさんと昼飯食い行くとか羨まやな〜 (2016年9月27日 17時) (レス) id: 0e52abc6b6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼弥(プロフ) - 紫爾絽(シジロ)さん» 楽しみにしてますw (2016年9月3日 21時) (レス) id: 0e52abc6b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫爾絽 | 作成日時:2016年5月19日 3時