36話ーまたまた脱走ー ページ37
よし、静かになったぞ。
今だ逃げるとしたら。
大体彼らがいるところを推測すると、ここからかなり離れていることが分かる。
つまり、この襖の外は縁側。
そこから逃げれば。
私は、寝ていた布団を畳んで、まぁ一応!借りたんだから、ちゃんと畳んでいかないとね!
予想通り、縁側だった。私の下駄は何処か探していると、玄関が普通かと思いきや、普通に縁側の近くに、皆さんと一緒に置かれていた。
そして、近くの襖からがやがやと煩い。
さて、無事逃げることは、出来そうだ。
私が一歩踏みだした時、『ニャッァ?!』と声が響いた。
とっさに、私は走った。
猫の、尻尾を踏んでしまったようだ。
ごめんなさい!!!
「何者だっ?!」
うわっ、あの藤田って人だ。
関わるのは、やめとこ。
そして、私は出口へと向かう途中に、足止めをくらった。
『あれ、進もうと思っても進めない。』
みると、枝が着物の裾に引っ掛かっている。
くそっ!さっき気づかれたのに、早くしたいのだが!!!
私が苦戦してると、枝が折れた。
『あ。』
よし、人通りも少ないから、帰ったらフミさんにとってもらおう、うん。そうしよう。あはははは。何故こんなテンションでいるかと言うと……。
「娘……。」
『……。』
よし、逃げる計画その2、ダッシュじゃ!!
私は、逃げようとしたが、着物の襟の部分を掴まれあっさり、持ち上げられた。
藤田「そう、易々逃げられるとでも、思うではない。」
『うっ……。』
だが、私は身体能力には自信があったりするのだ!
と言うわけで、藤田を蹴って、一回回って、逃げる!!成功しそうだと思ったが、相手を間違えた。
やつは、警官だ……。
そして、家の中へ引きずりこまれた。
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8
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X
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西 - この方角に福があるはずです
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チーズタルト(プロフ) - 待っていました!!!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 35185298d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千鳥 | 作成日時:2019年3月26日 14時