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先生「じゃあ自己紹介」



担任が言う。
だめだ。だるくて聞いてられない。



「寝よ」



知念君がふりむいた。



知念「寝るの?」



「うんなんかだるいしさ」



そういって私は机に顔を伏せた。
そのとき転入生の挨拶がはじまった。




「はじめまして。

中島裕翔です。おねがいします!」





先生「こら柿沼!寝るな!」




先生に起こされた。



中島「かき、ぬ、ま?」



転入生が私の名前に反応した。




「もーっ」

私は渋々顔を上げた。



知念くんがふりむいて


知念「残念だったね」


と小悪魔な笑みをみせた。
ほんと残念だよ。



先生「中島の席は柿沼のとなりな。

柿沼たのむぞー。」




転入生がきて



中島「A?」


私の名前を呼ぶ


「え?」

なんで名前知ってるの。



中島「俺だよ俺!小学生のとき転校した!

裕翔だよ!』


遠い記憶を探り寄せ



「あ、裕翔くん」



思い出した。中島裕翔。


仲良くてよく遊んでて
でも中学生になる前に引っ越したんだ。



中島「思い出した?」




「引越したんじゃなかったっけ?」



中島「そうなんだけど戻ってきたんだ。」


そういう裕翔くんは
私より何センチも大きくて
スラっとしたモデル体型で
美形だった。




中島「まさかAと同じ高校なんてね!

なんだか変な感じ」


そういって昔と変わらない
やんちゃな笑顔で私に
微笑んできた。



ねえ裕翔くん?



私たち
どうしてこんなときに再会
してしまったんだろうね。
でも君に出会わなければ
私は
ほんとに大事なものを
見失ってしまうとこだったのかもしれないね。

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まりちゃむ(プロフ) - 真希☆彡さん» ありがとうございます!これからまさかの展開がたくさんまっているので応援よろしくおねがいします! (2014年6月23日 10時) (レス) id: 1280335e80 (このIDを非表示/違反報告)
真希☆彡(プロフ) - 最初から読みました。超感動です!!ヤバいです!!更新頑張ってください、応援してます!! (2014年6月23日 1時) (レス) id: 0eb6885489 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - みおんさん» ありがとうございます!まだまだお話は続くのでよろしくお願いします! (2014年6月22日 1時) (レス) id: 3132eef88c (このIDを非表示/違反報告)
みおん(プロフ) - 涙が止まらなかったです! (2014年6月22日 0時) (レス) id: a51eebcb9b (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます(;_;)まだまだ未熟者ですががんばります! (2014年6月20日 9時) (レス) id: 2b226275a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あリくま | 作成日時:2014年6月17日 20時

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