第46話【紺野音和】 ページ47
「ん、荒巻君じゃん(パリパリ あとー、陸奥崎君、だよねぇ?ごめん、初絡みだから名前しか知らなくて」
「何やってんだお前」
「合ってる合ってる。何食ってんの?」
「◯ッキー」
自分の机で、◯ッキーを食べながら古い携帯(自分のやつ)を解体していたら、荒巻君と、インフル?かなんかで休んでた陸奥崎君が部屋に来た。
ちなみに、僕の隣の隣の机では、縁が宿題をやってて、隣では千春ちゃんがサバゲーを練習している。
「僕は見れば判るんじゃない?」
「どう見ても携帯バラバラ事件発生だよな‼」
「そりゃ判るだろ。何でやってんだよっつー事だ」
「暇だからねぇ。仕事はないし、千春ちゃんマカロンくれるって言ったのになんかずっとくれないし」
チラッと千春ちゃんを見れば、縁が教えたサバゲーに夢中な様子。
「......え?あ、あれは違っ((ドーン やばっ‼ちょっ、後にして」
「......ね?ほんっと暇だから、そうだ僕の前の携帯バラそう‼って思って」
「馬鹿だろ、お前馬鹿だろ」
「はは、馬鹿でいいからね。んで、二人は何してんの?」
「休んでたから社長に顔見せようと思ってな‼」
「伊織君?あれ、近藤さん知ってる?」
「知らない‼」
「あぁ、まぁ、休んでたもんね。なんかね、新しく入った?らしいんだけど。伊織君、めっちゃ気が合うみたいだけど」
「なんだその説明。大雑把すぎんだろ」
なんか、荒巻君機嫌悪いかな?いつもこんなんだけど。
「僕話したこと無いんだもん。社長室行って、話してみれば?多分お茶飲んでるよ」
「おお、わかった‼じゃあな‼」
社長室に向かう二人にひらひら手を振りながら、携帯を組み立てる。
「ていうか音和さぁ、縁みたいに、宿題とか終わらせれば?まだ夏休み中でも、すぐ終わっちゃうでしょ」
データをセーブしている千春ちゃんが、僕に言う。
「千春ちゃんは?」
「とっくに終わってる」
やっぱり、早く終わらせそうだもんね。
「言ってない?僕、不登校」
「............は?あんたが?」
「うん。だから、僕が夏休みとか以外の平日に千春ちゃんよりも早く来てんのは、単純に僕が最初っからいるだけー」
「え?あ、何で?」
「......さあね。それよりも千春ちゃん」
「ん?」
「マ・カ・ロ・ン・は、どうしたのかな?」
「えっあ、それは、その、お、お兄様が持ってって......」
「ええええええええええええ‼聞いてないよ何それぇ‼うわあああああ‼」
その後僕は本気でグスグス泣いて、暫く突っ伏していた。
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マリー(プロフ) - 望月薫さん» アイラ探偵事務所の創立年数と7です! (2016年9月14日 23時) (レス) id: d04a2a0312 (このIDを非表示/違反報告)
望月薫(プロフ) - 参加遅れてすみませんでした。パス今さらかもですがお願いします。 (2016年9月14日 23時) (レス) id: fb12865259 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 終わりました〜続編作ってきます! (2016年8月30日 10時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 更新してきやす! (2016年8月30日 8時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - …ごめんなさい…ムリでした… (2016年8月30日 5時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マリー x他2人 | 作者ホームページ:この作品の作者は画面の目の前の君!君だよ!
作成日時:2016年8月19日 17時