69話・サッカー人生 ページ36
『そういうこと…かぁ……。』
皆から変な視線で見られる。
『裏切り者として、最高の最後だよ＿＿＿。』
唖然とされる。
一星くんは涙を流した。
そして、私の何かが覚醒したように、何もかもが壊れる＿＿＿。
『確かに私は、裏切り者だよ。皆とサッカーやって来たけど、私もサッカーを汚してる連中と同じ。直ぐにバレるんじゃないかとか、考えてたけどまぁそんなに私のこと馬鹿にしてたら、気付かないでしょうね。別に私を、排除したければすればいい。その前に、自分から辞退するけど。』
一星「そ、そんな……。」
野坂「それが君の選択なんだね。」
『そうだけど。』
なに言ってるんだ自分……。
でも、どんどん言葉が浮かんで、言ってしまう。
『兎に角、今までありがとうございました。今日で私、サッカーやめます。家に帰りまーす。』
捨て台詞を言って、部屋から出ていった。
手首を掴まれ止められた。
一星「やめないで下さい……!!」
その時浮かんだのは……。
『君のお兄さんにだって、私は最後裏切られたんだ。』
と、一星くんだけに聴こえるように言った。
そして、手を振りほどき、去っていった。
途中監督とすれ違い「チームを抜けます。」と言い、通りすぎた。
私のサッカー人生に幕を下ろした。
、
、
、
、
*一星side*
彼女に最後言われた言葉。
それは、どういう事だろうか。
アフロディ「心が、泣いていた。」
一星「え？」
アフロディ「ただ、僕がそう思っただけだよ。」
いつもの感じの彼女では無かった。
まるで何かを思い出したかのように……。
野坂「さっき、何て言われたんだい？」
一星「聴いてたんですか……。『君のお兄さんにだって、私は最後裏切られたんだ。』と震える声で言って行かれました。」
野坂「なるほど。その言葉に、何か裏があるようだね。」
一星「え?」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千 - ゲゲゲのサクヤさん» コメありがとうございます。はい、頑張りたいと思ってます。 (2019年5月5日 18時) (
レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
ゲゲゲのサクヤ - 作者さん頑張ってくださいね (2019年5月5日 17時) (レス) id: 61d29551d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千 | 作成日時：2019年4月30日 17時
