52話・最近困ること ページ19
昼食になったんだけど、最近“こういう”のが大変。
明日人「一緒に食べよー。」
氷浦「俺もいい？」
岩戸「ゴス。」
同じ出身地だから仲がいいのか、よく固まっている。
てか、こういう事が大変なのだ。
もう少ししたら……。
「おい。」
「ねぇ。」
『はぁ……。』
また重い溜め息をつく。
そう、最近食堂で争いが起きている。
私を巡って……。
テレビとかだったら、「私の為に、争わないでっ!!」とか、言ってるけど考えただけで、気持ち悪い。
だからいつも、最初に誘って来てくれた人達と食べる。
今回の場合明日人くん達とだ。
けれど、今日は＿＿＿。
一星「Aさん。」
私の横を静かに通りすぎ、私の名を呼んだ。
今日は、彼と食べるしかないのだ。
『今、行きますよ。』
明日人くん達には悪いけど、言うこと聞かないと、私の秘密が暴露される。
それだけは、阻止しなくては……!!
『また私のおかずが減った……。』
一星「魚、嫌い何ですから、無理に食べなくていいのに。」
『いゃいゃ、そういう問題じゃなくて……。魚を食べないと……、身長伸びなくなります……。』
魚が嫌いだからきっと伸びないんだと思っている。
だから、牛乳は飲んでいる。
何の自慢にもなんないけど。
一星「身長気にしてるタイプですか?」
『当たり前でしょ。フィールドの上にポツリとチビが立ってたら嫌じゃないですか?』
一星「それはそれで、面白そうですね。」
『バ、バカにしてますね？！』
ドンとカチャンと言う音が響く。
テーブルを叩いた手が痛い。
それよりもっと、皆からの視線が痛かった。
『ｺﾞﾎﾝ…失礼しました……。』
静かに座った。
めっちゃ恥じったと思ってる。
正面には、めっちゃ笑いを堪えている一星くんが。
『一星くんがこんなキャラだったとは……。そういう所、嫌いじゃない………。』
一星「ぇえっ？何か言いっました……?」
『いゃ、嫌いじゃないて言っただけ。んぐっ、ごちそうさま。』
一星「何が……?(てか、僕のおかず……。)」
私は、お盆を持って、片付けに行った。
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西 - この方角に福があるはずです
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千 - ゲゲゲのサクヤさん» コメありがとうございます。はい、頑張りたいと思ってます。 (2019年5月5日 18時) (
レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
ゲゲゲのサクヤ - 作者さん頑張ってくださいね (2019年5月5日 17時) (レス) id: 61d29551d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月30日 17時
