36話・戻ってきた ページ2
今日は、雨。
一体皆はどんな練習をしているのだろうか。
一応、データを送らないといけない。
すっごく静かだ。
何故だ。
皆自主練をサボり、どっか……。
あっ、屋根があるフィールドがある
所に、行ってるんだ!そうだよ、うん。
自分の部屋に行って、引き出しを開いた。実は、私が何でいなくなったのかをかいだんだけど、絶対気づかなかったな…。
手紙には、ちゃんと封がされていて、まだ開けられていない。
『まぁ、気付かないし、大体誰も私の部屋に入らないよね……。』
てか、気づかれていたら、終わりだ。
使徒として失格だ。
そう、バレてはいけない。
私はオリオンが決めたサッカーを貫くだけ。
にしても、皆何処に行ってしまったんだろう。
これじゃあ、練習出来ないじゃん……。
日本選手を、観察しろとか言われてるんだよ!!!
『どいつもこいつもっ……。』
私は、また独りになるの……?
過去の自分は嫌い。
嫌だ。
『お願いだから、独りにしないでよ……。やめてっ!!!!』
そんな事を言って、我に帰った。
弱音を言っている暇があったら、自分よ働け…!
部屋を飛び出て、この合宿内を探し回る。
最後、まだ行ってない場所は会議室。
いつも、作戦とか建てているが、辺りが静かすぎる。
私がドアノブに手をかけてみるものの、鍵がかかっている。
『あれ……。ここって、押し式じゃないよね……。』
謎だ。
謎過ぎる。
開かない訳がない。
だって、引く式のドアのはず。
試しに、押して見るが無理だった。
一体……。
「あ、やっと帰ってきましたね〜。」
『監督…。この部屋開かないんですが。』
趙金雲「その内開きますよ。それより、待ってましたよ。オリオンの使徒さん……?」
何故知っているのだ。
確かに、監督には気を付けろと言われたが、まさかここまでとは……。
『オリオンの使徒ですか……へぇ……って私が?!』
趙金雲「あれ？知らなかったんですか?とでも、言いたい所ですが、大丈夫ですよ、私は言わないので〜。言うときは、自分の口からどうぞ〜。」
何て、軽い監督なんだ……。
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千 - ゲゲゲのサクヤさん» コメありがとうございます。はい、頑張りたいと思ってます。 (2019年5月5日 18時) (
レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
ゲゲゲのサクヤ - 作者さん頑張ってくださいね (2019年5月5日 17時) (レス) id: 61d29551d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月30日 17時
