5話・敵チームと ページ5
夜、やっぱり抜け出てきてしまった。
お、怒られることが目に見えているのに……。
何で、何でなんだろ……。
あーあ……！！僕よ、しっかりするんだ!!!
『よし、帰ろう。』
ちゃんと規則正しい生活をしよう!!
そうしよう!
！！！！
ん？何?!
『ん…!!!』
「しっ……。」
『っはっ……、フ、フロイくんっ?!』
フロイ「しーってば…。」
『ごめん……。』
何で、ここにフロイくんが…。
確かに、ここはキャンプ外だけど…。
こんな夜に…。
『何の用事?』
フロイ「ちょっと、会いたくてね。」
『でも、ちょっと他のチームとの接触は……。』
フロイ「大丈夫。少しならいいだろ?」
『駄目よ!!』
フロイ「ね?」
いつも、彼はその顔をする。
その顔に僕は、負けてきている。
でも、少しならいいかな。
その後色々話した。
世間話など色々……。
『じゃあね。』
フロイ「うん。」
『ちょ、急に抱き付くのや、やめてよ……!!!』
フロイ「また、何処かで。」
彼が手を振ったので、振り替えした。
フロイくんは、いつでもイケメンだな〜。
彼は、僕の秘密を知っている。
彼は、僕の事が好きみたいだけど……、僕にはよく分からない。
僕が彼を好きなのか。
すっかり遅くなっちゃった……。
廊下を静かに歩く。
とても静かすぎて、笑いそう……。
「何だ、また逃亡か?」
『!!!』
こ、これはは、灰崎くんの声では……?!
『ちょっと……、昼間怒られたせいで、眠れなくて……。』
灰崎「へぇ……。」
僕が通り過ぎようとすると、灰崎くんから一言言われた。
灰崎「何かお前じゃない、匂いがするんだが、まさか、誰かと会っていたのか?」
『……、さぁ?』
フ、フロイイィイイイイィ!!!!!!!!!!
心でそう叫んだ。
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イナアレオリ - 良かった^_^一星君居ましたありがとうございます！ (2019年7月14日 18時) (
レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - えぇ？一星君居ない…一星君の成り代わりの小説ですか？それも面白い！ (2019年7月14日 18時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月17日 17時
