28話・激突 ページ28
『……。』
その場から立ち去りたくて、そそくさと一星くんを置いて歩きだす。
一星「あの……、無言は怖いんでやめてもらえませんか…?」
『そうだね……。何かごめん。』
一星「いゃ、大丈夫。」
そのままキャンプ内へと向かって行く。
『やっと、戻れた……。』
一星「そうですね…。」
グランドを見ると皆一生懸命に練習している。
すると、「危ない！！」と言う声が聴こえた。
一瞬分からず、横を見るとボールが飛んで来ていた。
勿論、避けられる訳がない。
私の頭に激突。
そのまま倒れる。
一星「圭っ?!」
-一星side---------------------------------
誰かが蹴ったボールによって彼女は、倒れこんだ。
一星「圭っ?!」
駆け寄ってくる者がいた。
アツヤさんだ。
アツヤ「すまん…。大丈夫じゃないよな……。」
一星「とにかく、部屋に運ぶんで荷物宜しくお願いします…!!」
僕は、彼女を抱えた。
まさか、FWのボールが当たるなんて……。
結構重傷かもしれない。
数十分が経つと、彼女は目を覚ました。
一星「っ！大丈夫ですか?!」
『……、あれ一星くん？』
一星「良かった、大丈夫みたいですね。」
『確か……。あ……頭が何かガンガンする……。』
一星「もうちょっと休む必要がありそうですね……。」
そんな直ぐに良くなる訳がない。
かなり痛かっただろう。
『でも、灰崎くんとの約束が……。』
一星「多分、行けないこと分かってますよ。」
『そう、それは良かった……。』
一星「じゃあ、僕も練習に行くんで。お大事に。」
『うん。』
この選択が間違いだった何て、僕は後々後悔することとなる。
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イナアレオリ - 良かった^_^一星君居ましたありがとうございます！ (2019年7月14日 18時) (
レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - えぇ？一星君居ない…一星君の成り代わりの小説ですか？それも面白い！ (2019年7月14日 18時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月17日 17時
