27話・ある人との答え ページ27
結局、灰崎くんの方に付き合うことになった。
私は、只今メモを見ながら街を歩いています。
『買うもの多いな……。』
誰か誘えば良かったと後悔中。
この間の、試合で結構消費したようだ。
買い物が終わった。
重い。
これから、帰るんだぞ。
監督は、私を女だって事を知ってて頼んだんだよね?
これは、立派ないじめだ…!
とか思っている。
今ごろ、くしゃみをしてるだろうな……。
「１つ持とうか?」
少し辛い表情で歩いていると、急に話しかけられた。
『フロイくん…?』
フロイ「聞いたよ。女に戻ったんだってね。」
『うん。』
フロイ「それと……、君はもう社長の娘じゃないことも。」
『うん。だからね、フロイくんとも……さようならなの。もう、私達は只の敵同士。』
フロイ「そういうの関係無しに……、僕とまた付き合ってよ。」
私は、一瞬足を止めてしまった。
驚いた。
正直、親後関係で付き合ってるも当然だった。
だから、彼自信、私に興味が無いと思っていた。
でも、本気の目だ。
すると、スマホが鳴った。
『ごめん、ちょっと待って……。はい、圭です。』
「どうするの？」
『え？』
電話の相手は、一星くん。
どうするのとは、どういう意味だろうか。
一星「その顔だと、かなり悩んでいるようだけど。yesかnoか……。」
『ちょっとまって…!!何を言っているか……。』
一星「……。後ろを見て。」
『後ろ……？』
彼の言った通り後ろに、振り返ってみた。
すると……。
『うわっ?!』
思わず転けそうになった。
一星「大丈夫？」
目の前に、一星くんが。
一体どういう事……?
『何で一星くんが……。』
一星「監督に、いっぱい頼んだから、一応着いていってほしいって言われたから。」
『えぇ……。』
一星「で、どうするのさ。フロイと駆け引きするつもり?」
『駆け引きって……!!』
フロイ「別に、圭が嫌なら断っても……。」
『そういう訳じゃ……。けど１つだけ言うなら、私には……そういう感情が分からない。だからね……、待って欲しいの。その時は、気持ちが変わって違う人を好きになってるかも知れないけど……!!』
それが私の答え。
フロイ「分かったよ。待ってる。あ、光が来たから荷物は光に渡すね。じゃ、そういうことで!」
一星「えっ…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イナアレオリ - 良かった^_^一星君居ましたありがとうございます！ (2019年7月14日 18時) (
レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - えぇ？一星君居ない…一星君の成り代わりの小説ですか？それも面白い！ (2019年7月14日 18時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千 | 作成日時：2019年4月17日 17時
