24話・仲間 ページ24
一星「お義父さんだとっ……?!」
一星くんがまるで知っているかのように、驚く。
義父「ここまで、自由にさせてた私が悪かった。お前は、正式にオリオンの使徒となってもらう!!」
『オ、オリオンの使徒……？？』
何だそれ。
オリオンって、確か義父の友達の財団だった気が……。
義父は、何かのスイッチを持っていた。
義父「もう、オリオンプログラムは、組み込まれている。これさえ押せば、お前は完全なる使徒となり、私の言う事も……!!!」
私は、ようやく気づいた。
この人は、悪い事をしようとしている。
私を悪用しようとしている。
逃げたいけれども、足が動かない。
もう少しで押されそうな瞬間、彼が持っていたスイッチは飛んだ。
一星「そうは……させない…!!!!」
義父「っ……。」
野坂「これは、僕が預かっておくよ。一生悪用出来ないように。」
義父「へっ、そんなの簡単にまた……。」
一星「また、痛い目になりたいってことですよね……?へぇ……。」
義父「……!!」
義父の顔は、酷いことになっていた。
いゃ、もうこの人とは縁を切ろう。
『ありがとうございます。』
私は、今すぐに土下座したかったが、そんな場合ではなかった。
母「貴方の好きなように、サッカーを。」
鈴「これからも、私達は応援し続けるよ。」
『うん。』
私の、本物の家族。
本当に、ありがとう。
『皆も、宜しくね?』
明日人「て、事は…!!」
『えぇ。イナズマジャパンの選手として、続けるよ!』
この時の私は、とても満面の笑みだっただろう。
けれど、これでオリオンの企みが終わった訳ではない。
私は、本当のサッカーを取り戻すために。
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イナアレオリ - 良かった^_^一星君居ましたありがとうございます！ (2019年7月14日 18時) (
レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - えぇ？一星君居ない…一星君の成り代わりの小説ですか？それも面白い！ (2019年7月14日 18時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月17日 17時
