23話・感動を ページ23
私は、いち早くキャンプへと戻った。
実はまだ、自分の荷物がある。
帰ってこられると思っていたからね……。
『今までありがとう。イナズマジャパン。』
合宿所を出て、一礼をした。
すると、物凄い足音が聴こえた。
明日人「圭!!」
『皆……。』
彼らは、深刻そうな顔をしている。
『いままで、ありがとう。それと、嘘をついててごめんなさい。』
円堂「そんなのはどうだっていい!けれど、辞めるって言うのは…!!!」
「そうよ。」
またしても、聞き覚えのある女の子の声が。
兎月だ。
兎月「それは、本当に貴方が望んでいる運命…?」
違う。
私は、サッカーの楽しさを知った。
けれど……。
一星「本当はどうなんですか!!!」
『そんなの、そんなの……!!!続けたいに決まってるじゃないのっ!!!!』
私の目から大粒の涙が溢れる。
そして、また気持ちを言う。
『皆とのサッカー楽しかった!!!!改めて、サッカーの楽しさを知った…!!!!けどっ！！！義父が許してくれる訳がない!!!!!』
「やっぱり、あの時私が引き取っておくべきだったわ……。」
見知らぬ、綺麗な声がした。
見てみると、あの時いた多分兎月のお母さんだ。
母「つらい、思いをしてきたのね、A……。」
『何で私の名を……。』
母「貴方の、本当の母ですもの。」
彼女は、優しく微笑む。
あぁ。なんと言うか、懐かしい気がした。
兎月「そして、私が妹の鈴。」
母「やっぱり、今から貴方を引き取れないか聞いて見るわ。貴方が頑張っているところを見てたら、私……。」
「そうはいかない。」
重い、低い声が聴こえた。
私は背筋が凍った。
『お義父さん……?』
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イナアレオリ - 良かった^_^一星君居ましたありがとうございます！ (2019年7月14日 18時) (
レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - えぇ？一星君居ない…一星君の成り代わりの小説ですか？それも面白い！ (2019年7月14日 18時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2019年4月17日 17時
