検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:38,962 hit

21.F side ページ21

家に帰ってため息が出る




俺何やってんだ……




何を思ってるんだ………………





A ちゃんがほぼ泣いた顔で婚約者いないって言った時



嬉しいと思ってしまった



婚約解消になったってこと?




俺がAちゃんの婚約者になれるわけではないのに



ね……



ピロン♪



<ガヤ〜まだ会社?>



タマからのLINE



<もう家だよ>



<Aちゃんまだ会社にいた?>




タマは知っていたのか?ストーカーの存在

タマに電話をかける



「何〜?」




「Aちゃんさ、ストーカーに襲われててその場に俺が偶然出くわしたから助けられたんだけど、きっと今も泣いてると思うんだ。タマ電話してやってくれない?」




「えっ?!」




ちょっと前まで一緒にいたのに……やっぱり最後までいれば良かったと呟くタマの声が聞こえる





タマは分かったとだけ言って電話を切った




俺が気になってんだからタマに番号を聞いて電話をすればいい話なんだけど




これ以上Aちゃんに近づいたら




完全に好きになってしまう




それが自分で怖かった





だからそれ以来は俺から必要以上に近づくことをやめた





俺は恋をしてはいけない








一瞬だけどキスをした感覚が蘇る

22→←20.F side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mi. | 作成日時:2020年7月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。