24 ページ24
「平野ちゃん！今月末大阪に出張行く気ない？
有名なデザイナーさんもたくさんいらっしゃって最終日は展示会があるみたいなんだけど」
「行きたいです！」
「よし！決まりっ！
もう1人行くことできるんだけど誰か同行して欲しい人いる？」
うぇっ…？！
私が決めるの〜〜〜……
玉森さんが目をぱちぱちして私を見てくる
「玉ちゃんは去年行ったから玉ちゃん以外の人かな！」
部長が言う
「え〜行きたかった〜Aちゃんと〜」
駄々をこねている玉森さん(笑)
「考えておきます！」
「うん！よろしくー！もし決まったら平野ちゃんから直接その人に聞いてみて！いなかったら私が決めちゃうから明後日までには頼むね」
浅野さんに予定を聞いてみたけど、今やっている企画で手一杯で泊まりでは無理みたい
誰を誘おう…？
…………！
社長？
この前展示会に行ってみたいって言ってたし声掛けて見ても良いのかな？
社長に近づけるチャンスなんて思ってしまった私は最低な女
社長にはお相手がいるのに
別に略奪を考えているわけじゃない
だけど、社長に彼女さんがいても好きでいるのは自由だよね…………
ダメもとで社長に聞いてみることにする
今日は11時には社長が来るって言ってたからその時に聞こうかな
あと1時間ぐらいある
社長を誘うシュミレーションを頭の中で何度も何度も繰り返す
「Aちゃん変な顔してるよ」
「大丈夫です」
「大丈夫って何？(笑)」
玉森さんに笑われているけど今はそんなの気にしていられない！
とにかく練習練習
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mi. | 作成日時：2020年7月30日 22時
