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ﾘｳﾞｧｲ｢さて、長らくお待たせしました！！
只今より人類最強、リヴァイ兵長ＶＳ数十年に1人の逸材、ミカサ・アッカーマンによる第1次掃除決戦を始めます！！｣
ｱﾙﾐﾝ｢殺気をみなぎらせた両者が今、戦いの場であるエレン・イェーガーの部屋に入室いたしました！！
兵長は三角巾にマスクといった掃除兵団スタイル
一方のミカサはうさぎさんの書かれたピンクのエプロンといった装い
おっと！？
ここでリヴァイ兵長の後ろからA・アッカーマンが現れた！！
格好は白いレースのついたフリフリのエプロン
あれは先程ハンジさんが着せていたものです！
天使と見紛う可愛らしさです！！｣
ﾐｶｻ｢Aを応援につけるなんてずるい…｣
ﾘｳﾞｧｲ｢なんだ？文句があるのか？
お前にもエレンがいるじゃないか｣
カンカンカンカン
ｴﾚﾝ｢さて、開始のゴングが今鳴った！！
ミカサ・アッカーマン、鐘が鳴り終わらないうちに動いた！｣
ｱﾙﾐﾝ｢これは速い！
目にも止まらない速さでベッドに行った！！｣
ｴﾚﾝ｢そしてベッドを裏返しキノコを1本残らず刈り取った！！
よっしゃ！これで安心して眠れるぞ！！｣
ｱﾙﾐﾝ｢キノコだけじゃない！
ベッドを解体してあらゆる場所のホコリを拭いている！！
背筋が凍るほどの念のいれようだ！！
見事としかいいようがない！！
そして机に移った！！｣
ｴﾚﾝ｢おい、ちゃんと組み立てろよ｣
ｱﾙﾐﾝ｢そんなこと言ってる場合じゃないぞ、エレン！！
兵長を見るんだ！！｣
ｴﾚﾝ｢！！
すごい！！すごい速さで壁のカビを削ぎ落としている
削いでいるのにまるで塗りたてと見違えるほどの美しさ！！｣
ﾘｳﾞｧｲ｢ベッドの掃除で満足か？
そんなものは素人仕事としか言えん｣
ﾐｶｻ｢くっ
さすが人類最強に掃除兵…｣
ｴﾚﾝ｢ミカサ！！負けんな！！
俺がAとデートするためにも…｣
ｱﾙﾐﾝ｢いや、待て…このままでは…
下の方は上手くできても上の方が…
兵長の背では上の方の壁が綺麗にできない！！｣
『誰がちびだって？』
ｱﾙﾐﾝ｢ひっ…｣
ｴﾚﾝ｢中途半端に掃除するのでは何もしないより見栄えが悪い！！
さぁどうする？
人類最強の掃除兵！！｣
カッ
アンカーをさす音が聞こえた
ｴﾚﾝ｢なっ…ばかな！！
兵長が立体機動に移ったぞ
右手には雑巾、左手には箒だ！！｣
ｱﾙﾐﾝ｢ばかな…
あれは…
あれは…
立 体 機 動 掃 除
だ！！｣
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作者名：circle | 作成日時：2019年6月26日 17時
