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赤色の気持ち ページ15

メガネの奥に優しい光を宿している目を見つめる

話したいことはたくさんある

10年分、たっぷりと

でも今はただこうしていたい

その時だった

ガララッ

桃「え?みどりんと…A?」

青「なんだ?緑間がどうしたんだよ」

赤「青峰、扉の前で立ち止まるな」

朝練に来た3人が目にしたのは親しげに抱き合う2人の男女だった

そしてそれが緑間とAだということに気付くまでにそう時間はかからなかった

『!!』

Aは緑間から飛び退いた

桃「え…どういうこと?

今2人で抱き合ってた…よね?」

『えっと…』

チラッと緑間を見上げたA

緑間は動揺を顔に出さずにはっきり答えた

緑「Aとは昔からの顔見知りで10年振り再会してつい…それだけだ

俺は練習に戻る」

仏頂面に戻った緑間は再びシュート練習を始めた

桃「そういうことか…びっくりした…あの堅物そうなみどりんが、ね…」

青「Aってアメリカから帰ったきたばっかだしよ

アメリカだとハグは挨拶みたいなもんなんだろ?

な、赤司」

赤「あぁ…そうだね…

俺たちも朝練を始めよう」

自分からそういったものの赤司は全く朝練に集中できなかった

頭に浮かぶのは

Aのほんのりピンクに染まった顔と

"私にはもう決めた人がいるの!!"

という彼女の言葉

まさか緑間が…

心に黒いうずができるのが分かる

彼がこの感情の正体に気付くのはもう少し先のお話。








-----------------------

関係ないかもしれないけど一応クラス分けはこんな感じ

1組 赤司、青峰、桃井、夢主

2組 黒子

3組 黄瀬、紫原

4組 緑間

お嬢様の失敗→←緑色の動揺



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輝夜(プロフ) - circleさん» はいっ!めちゃくちゃ楽しみにしてます〜!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
circle(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます!掛け持ちしてる作品があるのでゆっくり更新になってしまうかと思いますがお付き合いください^^ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ac596bfda9 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます!!! (2019年10月1日 1時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:circle | 作成日時:2019年9月1日 17時

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