暖かい手をさしのべて《○○○》 (ページ49)

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その後犯人は兵士の中にいるとされて無断で立体機動装置を使った人がいないか検査された

中には巨人を殺して罰せられることもあるんだなと不満を持つ者もいたようだが、結局検査に引っかかった人はいなかった

古城に帰り、思い思いに過ごすエルド、グンタ、エレン、Aの4人

ｸﾞﾝﾀ｢結局、無許可で立体機動装置を使った兵士は見つからなかった様だな。

一体誰が…」

ｴﾙﾄﾞ｢さあな。

それよりこの後の新兵勧誘式の方が心配だ。

入団しようって酔狂な新兵が今年はどれだけいるのか…」

『1人も来ないって可能性もあるよね』

ｸﾞﾝﾀ｢なあエレン！

お前の同期にウチを志願する奴はいるのか？」

ｴﾚﾝ「いますよ。

いや…いましたが、今はどうか分かりません」

ﾘｳﾞｧｲ｢集合!!｣

リヴァイの声に慌てて話をやめる

声の方に向かうと馬に乗ったリヴァイが戻っていた

ﾘｳﾞｧｲ｢支度を急げ！」

ｴﾚﾝ｢おはようございます！リヴァイ兵長！」

ﾘｳﾞｧｲ｢いいかエレン、

俺に2馬身以上遅れるなよ

てめぇがウロウロできるのは

俺たちが監視しているからって事を忘れるな。

行くぞ！」

ｴﾚﾝ「…はいっ!!」

ｴﾙｳﾞｨﾝ｢訓練兵！整列！壇上正面に並べ！」

エルヴィンの声とともに調査兵団の勧誘が始まった

ｴﾙｳﾞｨﾝ｢私は調査兵団団長エルヴィン・スミス

所属兵団を選択する本日、私が話すのは率直に言えば調査兵団への勧誘だ」

しかし、今年の訓練兵たちは巨人の襲撃により巨人の恐怖も、己の力の限界も知ってしまった

それを前提に話をするようだ

ｴﾙｳﾞｨﾝ「しかし、この戦いで人類はこれまでに無いほど勝利へと前進した

エレン・イェーガーの存在だ」

エルヴィンは、エレンの力の事も彼の生家にあるという地下室の事も公にしていく。

ｱﾙﾐﾝ｢(いくら兵士を集めたいからってそんな事まで公にしていいのか？

それとも…何か意図が…？｣