暖かい手をさしのべて《○○○》 (ページ45)

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噂をすれば…というやつだろうか

ﾊﾞｧｧｧﾝ

勢いよく扉を開けようとしたところ意外にも鍵が閉まっていて扉にぶつかった、そんなとこだろうか

何度も扉を叩かれ、ペトラが開けた。

ﾊﾝｼﾞ｢こんばんはー、リヴァイ班の皆さん！

お城の住み心地はどうかな？」

『案外早かったね』

ﾊﾝｼﾞ｢Aと彼に早く会いたかったんだから！居ても立ってもいられないよ！

A、今日もかわいいね！！」

そういってAの周りにまとわりつくハンジとそれを引き剥がすリヴァイ

『で、結局何の用なの？』

ﾊﾝｼﾞ｢あぁ、そうだったそうだった

やぁエレン、久しぶりだね

私は今街で捕らえた2体の巨人の生体実験を担当しているんだけど明日の実験にはエレンにも参加してもらおうと思ってさぁ

その許可をもらいにきたんだ｣

ｴﾚﾝ｢あの…自分の決定権は自分ではないので｣

ﾊﾝｼﾞ｢リヴァイ、明日のエレンの予定は？｣

ﾘｳﾞｧｲ｢庭の掃除だ｣

ﾊﾝｼﾞ｢そうか、つまり暇だね

じゃあ明日はよろしく！エレン｣

｢はぁ…それはいいんですけど…あの…巨人の実験とはどういったものですか？｣

ﾊﾝｼﾞ「それはもう！

最ッ高に滾るヤツだよ!!」

興奮して答えるハンジ

ｴﾚﾝ｢あの…どんな実験なんですか？｣

ﾊﾝｼﾞ｢ん？｣

ｴﾚﾝ｢だからあの…巨人の実験とはどんな実験なんですか？｣

ｵﾙｵ「おい止めろ！聞くな！」

事情を察したのかリヴァイ班はみんな退室しようと席を立った

もちろんAも

『はぁ』

とため息をついて

『これだから変態は…』

と意味深な発言を残して部屋から出ていった

ｴﾚﾝ｢おい、A!?｣

というエレンを無視して