暖かい手をさしのべて《○○○》 (ページ3)

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痛い

体が痛い

ここはどこ？

『おねーちゃん…

おねーちゃん、どうしたの？』

ﾐｶｻ｢…｣

＜…＞

なんの声も聞こえない

脳裏に真っ赤に染まったお父さんお母さんが浮かぶ

『おねーちゃん！！』

男｢おい、ガキ

黙れ｣

この人たちはさっき家に来たおじさん

怖い

怖い

男｢ほんとにこいつら売れんだろうな？｣

男｢ガキの顔をよく見てみろ｣

男｢確かに上等だが俺の趣味じゃねーな｣

男｢お前の趣味を聞いたんじゃねーよ

こいつらは東洋人だ。その昔人間にも種類があってそいつらは東洋ってとこにいたらしい

昔壁の外から逃げ込んできた末裔だ。

そいつらを地下街で変態の旦那方相手にせりをかける。他の東洋人は絶滅したから相当な値がつくぞ｣

男｢でも父親の方はそうは見えなかったぞ。こいつは純血じゃねー｣

男｢そうだよ！！1番価値があったのは母親の方だったんだ

それをお前がびびって殺すから…｣

＜この役たたずが＞

男｢仕方ねーだろ

暴れたんだから｣

＜全部俺のせいにしてんじゃねーよ＞

このおじさん達は何の話をしているんだろう

とうようじん？

ころす？

ｺﾝｺﾝ

誰か来た

?｢ごめんください…｣

男｢おいガキ！！なんでここが分かった！？｣

?｢あの…えっと…ごめんなさい…森で迷って家が見えたから…｣

＜殺してやる＞

え？

男｢だめだろう？こんな所を1人で歩いちゃ。森にはこわーい狼がいるんだ。でも大丈夫。おじさんと一緒に…｣

＜殺してやる＞

?｢ありがとう、おじさん。分かったから

死んじゃえよクソ野郎｣

ﾄﾞｻｯ