暖かい手をさしのべて《○○○》 (ページ20)

今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:89,240 hit

19 ページ20

リヴァイが連れてきたのは大きな森

ﾘｳﾞｧｲ｢よし、まず立体機動装置の使い方からだ

こっからあの木まで飛んでみろ｣

『わかった』

ﾘｳﾞｧｲ｢本当に誰かに使い方を習ったわけじゃねーんだな？｣

『うん』

ﾘｳﾞｧｲ｢へぇ…

よし、次はこれだ｣

『何これ』

ﾘｳﾞｧｲ｢巨人の模型だ。巨人の弱点はうなじだからな、ここを狙え｣

『分かった。やってみよう』

ｻﾞｯ
ｻﾞｯ

ﾘｳﾞｧｲ｢じゅうぶん巨人を倒せるまでに切ってんな

よし、もっかいだ｣

『まだやるの？』

ﾘｳﾞｧｲ｢当たり前だ

人類の命がかかってんだぞ｣

『…わかった』

この人もちゃんと人類のこととか考えてんだ

なんか私もがんばろう

だが…

『はぁはぁ』

ﾘｳﾞｧｲ｢体力がたりねーな｣

『いや、何時間やってると思ってるの？』

ﾘｳﾞｧｲ｢まだたったの7時間だろ

そんなんでへこたれてちゃ…｣

?｢おーいもう暗いしそろそろ訓練やめたらー？｣

ﾘｳﾞｧｲ｢ちっ

クソメガネ何の用だ｣

?｢どうだった？

リヴァイの訓練は辛かったでしょう？｣

『ええと…』

?｢あ、自己紹介がまだだったね

ハンジ・ゾエだ。よろしく、A!!｣

『よろしくお願いします…』

ﾘｳﾞｧｲ｢こんなんでも一応分隊長だ｣

ﾊﾝｼﾞ｢一応って…｣

?｢分隊長！！呼びに行ったあなたが一緒にしゃべっててどうするんですか！！｣

ﾊﾝｼﾞ｢あぁ、悪い悪い｣

ｴﾙｳﾞｨﾝ｢壁外遠征は2週間後だ｣

『壁外遠征って？』

ﾘｳﾞｧｲ｢壁外にでて巨人の調査などをする

まぁ今回は長距離索敵陣形の確認みたいなもんで日帰りだけどな｣

『へぇ

危なくないの？』

ﾘｳﾞｧｲ｢危ねーよ

だから死なないために毎日訓練してんだろ｣

『私も頑張るね』

ﾘｳﾞｧｲ｢お前は2週間後の壁外遠征はいかねーよ｣

『え

なんで？』

ﾘｳﾞｧｲ｢さすがに8歳のやつに壁外遠征は無理だ。せめて10歳になるまで待て｣

『えー…私死なないよ？』

ﾘｳﾞｧｲ｢お前を入団させるうえで上と決めたルールだ｣

『ふーん』

ルールとか守るんだ、意外