暖かい手をさしのべて《○○○》 (ページ18)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:89,232 hit

17 ページ18

ﾘｳﾞｧｲ｢ここがお前の部屋だ｣

『別に部屋なんてなんでもいい』

連れてこられたのは調査兵団本部

ﾘｳﾞｧｲ｢おい、ガキ

俺は面倒見る気ねーからな｣

『リヴァイ』

ﾘｳﾞｧｲ｢まず1つ言うが、俺はお前より年齢も立場も上だ。兵長かリヴァイさんと呼べ｣

『リヴァイ、』

ﾘｳﾞｧｲ｢おい!!｣

『眠い』

ﾘｳﾞｧｲ｢あぁ、もう10時だもんな

ガキは寝る時間か

勝手に寝ろよ

俺も自分の部屋に戻る。なんかあったら呼べ｣

グイッ

『リヴァイ』

ﾘｳﾞｧｲ｢なんだ、まだ何かあるのか？｣

『一緒に寝たい』

ﾘｳﾞｧｲ｢は？

そんぐらい1人で寝ろよ｣

『寒い…1人は寒い』

ﾘｳﾞｧｲ｢…ちっ

今日だけだからな｣

『へへへ

あったかいね』

ﾘｳﾞｧｲ｢早く寝ろ｣

『ねーリヴァイ』

ﾘｳﾞｧｲ｢なんだ？｣

『また一緒に寝てくれる？』

ﾘｳﾞｧｲ｢今日だけだって言っただろ｣

『嫌なの？』

ﾘｳﾞｧｲ｢…はぁ

勝手にしろ｣

『ふふふ』

ﾘｳﾞｧｲ｢何笑ってんだ｣

『あったかいね』

ﾘｳﾞｧｲ｢ちっ｣

お母さん、私にも暖かい手を差し伸べてくれる人がいたよ