呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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そんなこんなで私と恵が入学してからはや２ヶ月



任務で特急呪物「両面宿儺の指」の回収のため宮城へ飛ばされた私と恵は


仙台市の杉沢第三高校にて
宿儺の器、虎杖悠仁に出会い

怪我を負いながらも無事帰還した


その後
私がずっと待ち続けていた新入生の女の子
釘崎野薔薇が東北の田舎からはるばるやってきて

私たち４人は男子2人女子2人とバランスが良いこともあってか放課後にバッティングセンターに行ったり
ゲームセンターに行ったり映画を見たり
なにげに仲良くやっていた



今は野薔薇と2人

私の部屋で、次の休日はどこのカフェにいこうか、
どんな服を買おうかと女子トークに花を咲かせていた





しかし

私にはどこか腑に落ちない点がある



友達にも恵まれて


強くて面白い先輩達


破天荒で適当ながらどこかしっかりしていて憎めない先生




呪術師として仲間と助け合って戦い、
強くなるために日々勉強に特訓

切磋琢磨しながら日常を送っていた




しかし、何かが足りない


何か。。。



なにか。。。








！！











「恋したーーーーーーーーーい！！！！！！！！」






「？！っっるさいわねぇ、！！！

Aいきなり大きい声出してどうしたのよ、恋したいって？？」




『うん、野薔薇〜〜彼氏が欲しいよぉ』




自分の理想の青春計画のなかに一番なくてはならない
この『恋』という存在をこの２ヶ月忘れていた

突然大きな声を出した私にびっくりした様子の野薔薇だったがすぐ
それが呆れたような表情に変わる



「あんた、彼氏ってねぇ…

そもそも気になる人とかかっこいいなって思う人でもいるわけ？」


『え、気になる人。。？』


「そうよ。あんたねぇ
何もかもすっ飛ばしすぎなのよ！

そもそも好きな人はおろか気になる人もいないのに彼氏を作ろうだなんて
おかしな話だと思わないわけ？」


『あ、そっか。好きな人かぁ。 。 。』





野薔薇に言われ、自分の好きな人って誰だろうとかんがえてみる


『うーん、





吉沢亮とか？？』

「現実見なさいバカ」



『うっ

ひ、ひどい』



自分の好きな人、恋愛対象に見れる人が思い浮かばず芸能人の名前を挙げると
野薔薇から辛辣な言葉を吐かれ

ぐっと胸を突き刺される




「うーんそりゃそうよねぇ、まぁAの気持ちも分からなくもないわ

同級生があの田舎臭いバカと
クールぶった偉そうな態度の幼馴染じゃあそんな気も起きないわよねぇ」
　

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