〃 ページ45
3時近くになったらオスマンさんがオフィスに入ってきた。そして私を見つけた瞬間「いた！」と声を上げた。
os「Aちゃんおった！」
「ど、どうしたんですか？そんなに慌てて…」
os「んふふ、きてきて！」
そう言ってオスマンさんは私の手を客室まで引っ張り、部屋に入った。私もそれに続いて部屋に入ると彼が私の前に跪いて私の手の甲にキスを落とした。そして私を机までエスコートして、椅子に座らせた。
戸惑っている私を余所に、オスマンさんはカチャカチャと準備を進めていく。
「あの、これは…？」
os「アフタヌーンティーの時間やで」
次々と目の前にスイーツが置かれた。
目を白黒させる私を尻目にオスマンさんは鼻歌を歌いながら、ティーポットの紅茶を私のコップに注いだ。
呆気に取られて目をぱちぱちと瞬きさせている私をオスマンさんは尻目に見た。
os「これな、海外の方から送ってもらったスイーツやねん、でな、Aちゃんも一緒にどうかなっーて思って」
「わ！いいんですか？」
os「おん！この間の御礼も兼ねてるし」
オスマンさんまでもそんなことを言った。
私は皆さんに何かした覚えが全く無いので、こんなにプレゼントを頂いて申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
しかしそんな私の気持ちを晴らすかのように、オスマンさんとの時間はとても楽しかった。
＊
sho「Aー！！」
オスマンさんとのお茶会を終え、再び自分のデスクで仕事をしていたら、背後から声が聞こえ、ぎゅっと抱き着かれた。
パッと後ろを振り返るとにこにこと笑顔のシャオロンさんがいた。
「びっくりしたぁ…」
sho「なあなあ、この前さお前何が欲しいって言っとった？」
「えっと、安眠枕とホットアイマスクですね」
sho「じゃーん！」
「わ！安眠枕とホットアイマスク！」
sho「せや！触ってみ、この触り心地最高やろ！」
「これこそ理想の枕です…！」
なんとシャオロンさんは私の欲しかった二つのものを私のデスクの上に置いた。
そういえばこの間しれっと最近欲しいものある？みたいなことを聞かれていた。
sho「それやる」
「え！？いや、そんな…」
sho「遠慮すんなって！」
ずいっと半ば強制的に受け取る形になったが、欲しかったものなので普通に嬉しい。
シャオロンさんに御礼を言い終わった直後、
大きくて低い声が私の名前を叫んだ。
.
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まちや。(プロフ) - ディスペアさん» ハッ！確かに仰るとおりでした！！こっそり直させていただきました、ご指摘ありがとうございました！ (2020年3月22日 23時) (
レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - ちなみに、ページ47です (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - 続編更新を毎日楽しみにしてます！ところでホワイトデーって14日じゃなかったでしょうか？間違ってたらすいません(ーー; (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
まちや。(プロフ) - レッ狐さん» 更新多くてうるさかったらすいません！続編でもよろしくお願いしますー！温かいお言葉とても励みになります(＞人＜;) (2019年4月22日 19時) (レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
レッ狐(プロフ) - 一気に更新されてて凄くびっくりしました!いつも更新お疲れ様です!続編も楽しみです。無理せず頑張ってください! (2019年4月21日 18時) (レス) id: d533e84903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちや | 作成日時：2019年3月23日 21時
