こういう問題じゃない【忍たま乱太郎】

失格 ページ7

晴side







なんと、学級委員長委員会の審議の結果により、失格者が多いそうだ。







『体育委員会、火薬委員会、ゲスト忍者チーム、図書委員会』







「「なんですとー！！？」」







あ、良かった…保健委員大丈夫なんだ。







「池田くん、お題なんだったの？」







「安倍先生！僕達は南蛮衣装です！ほら、ちゃんと持ってきてるでしょう！？」







「本当だ…確かに南蛮衣装だね。勘右衛門くん、どうして失格にしちゃったのさ。」







「途中、土井先生のアドバイスを受けたからですよ。

それより、何保健委員会の手伝いをしてるんですか！」







「無理やりだったから許してよ〜」







「まったく…」







「ちょっと待て！！」







ちょっとまつ。

雷蔵くんはたしか図書委員会。お題は『油』だったらしいのだが、安藤先生を連れていたのでお題に添えず失格。確かに安藤先生は油親父だけど、油じゃないもんね。







「なんだ？」







「久々知を引っ張ってきた生物委員会はどうなんだ！？」







「兵助くんお疲れ様」







「晴先生もお疲れ様です」







「雷蔵、お前は知らなかっただろうが、兵助はいつも懐に高野豆腐を持っているのだ」







と、兵助くんは懐から高野豆腐を出す。おやつらしい。







「豆腐がおやつ…」







「晴先生もお一ついかがですか？」







「遠慮しま〜す」







それでは次、と皆で三郎くんたちのいる方へ。
なんと、保健委員会への講義だった。







「それなら、保健委員会はどうなんだ。連れてくるなら最後までその人にするべきだし、初めに走らせていた人に対しても失礼だろ。

そもそも、初めの人の分は美人にも含まれるかどうかだったし。一番問題があるんじゃないか？」







「課題は美人のはずだけど、山田先生の女装で誤魔化すって…」







「「ヒィィィ！」」







瞬間にして青ざめる選手。もちろん私も二人の言葉を聞いて青ざめた。







「『美人』という課題をクリアして勝利した保健委員会に対し疑問を持つということは、それはつまり！」







「伝子さんと安倍先生の美を疑うことだ！！」







「っ…」







ゲスト忍者さん。気持ちは分からなくもないですよ。

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