恋バナ ページ37
尾浜勘右衛門side
「だぁぁあ熱湯ならまだいい!けどここは湯船!!俺達が浸かったお湯だぞ!?」
「これで豆腐と一心同体…!!」
「きくきねぇぇぇー…」
すでに洗い終えた俺たちは、湯船に浸かっていた。
しばらくすると、洗い終えた三郎たちが少し離れた先生たちへ近づく。
俺も兵助も気になり、一緒に話すことにした。
「土井先生〜どうなんですか〜?」
「は、鉢屋…なぜ私なんだ…」
「だって土井先生は年齢も近いし、独身でしょう?そろそろ婚約とか…」
ニヤニヤした三郎。面白そう。
どうやら人の恋路話のようだ。
「安倍先生はいい教師だ!違うか!?」
「違います。ヘタレ教師です。」
「そこ否定するところじゃないだろ!!」
そういう土井先生は逆上せたのか照れているのか、顔が真っ赤だ。
すると…
「晴先生やっぱ大きい〜」
「トモミちゃん何を言い出すんですか!?」
なんて聞こえた。これは、女子だけが許される体の触り合いというものが隣で起きているというのだろうか。ほら、男子陣は真っ赤だ。
「これでどれだけ色を使ったんですか〜?」
「ひぇ…使う人もいませんよ〜!!」
あぁ、雨明さんで友達すらも出来なかったもんね。
「………晴先生、何が大きいんだ?」
「しっ!兵助、今はそういうのは黙っておくべきだ。」
優等生であるが女に対して察しの悪い純粋な兵助。
駄目だ。今そんなことを言ってしまっては思春期男子・独身教師の心をさらに抉ることになる。
「身長もそれなりにあるからですかね?」
「綺麗な形〜」
「や、あの擽ったいですから」
ほら、みんな静かになっちゃったから女子達の声も聞こえるようになっちゃった。
「……三郎、何か喋ってよ」
「雷蔵、無茶振りだけはやめて…」
「それなら問題をだそうか」
「土井先生は静かに」
「初めはお前から話しかけてきたんだけどなぁ!!」
72人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イチゴじゃむ(プロフ) - たんぼさん» なんと!コメントの為に…!?ウレシイ( *˙x˙*)大丈夫ですよ!絡ませましょう!!笑笑更新頑張らせていただきます!! (2019年3月30日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
たんぼ - 私はケータイを持っておらずコメントが打てないのであああ。さんのケータイから送っているためIDが一緒になっています、、すみませんややこしくて!! (2019年3月29日 22時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
たんぼ - 面白くて大好きですううう!!!何度も読み返してます(笑)利吉さんとの絡み欲しいです......わがまますみません!!!更新頑張ってくださいね! (2019年3月29日 22時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - 五月七日さん» ありがとうございます!これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします!m(*_ _)m (2019年3月26日 13時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです大好きです!続きが気になります。応援してます!! (2019年3月26日 1時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月18日 19時