こういう問題じゃない【忍たま乱太郎】

銭湯 ページ35

鉢屋三郎side







「はー……わざわざ風呂のために外出るってのもたりぃよな」







「そんな事言わないの三郎。しょうがないじゃないか、今の学園内の風呂は使えないからさ〜。」







俺たち五年生は夜な夜なこうして歩いているのは、銭湯へ向かっている。なぜなら…







「晴先生ってば、立花仙蔵先輩の焙烙火矢を興味津々にして…それに対抗した田村三木ヱ門がコレもアレもって紹介しだして。

結果、火のついた物が近くの風呂で爆発。」







「そんでここが、学生に無料開放してる銭湯か」







学年別だが、一年生のみクラス別。それなりの広さだが、一年生全員はさすがに無理があるということらしい。







「まぁ、無料分の銭は晴先生のお給料から引かれるらしいけどね」







「おい勘右衛門それまじか」







「そ。ってなると、晴先生が買ってくるお茶菓子も減るんだよ。」







「くそっ…！！！！」







「三郎は晴先生を何だと思ってるのさ」







「本当そうだよね」







………あれ、幻覚が。なんでここに晴先生が見えるんだ。いや、他の教師もいる。







「幻覚じゃないよ三郎くん。







一年生が各自部屋で寝たことが確認されたから、今のうちにサッと教師陣も入っちゃおうってことでここに居るんだよ！」







「へぇ…まぁ、晴先生が失敗しなければこんなこともないんですけどね」







「三郎くんいつにも増して辛口」







さて、入ろう入ろう。

当然のように教師も後ろを着いてくるように男湯へ。







「あれ、晴先生そっち女湯ですよ？」







「乙女だよ！！」

男湯→←その頃

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