レース ページ4
晴side
「位置について、よーい…」
砲弾をうつ合図によって、スタートされたアヒルさんレース。あちこちからの声援が一気に飛び交う。
「あれ、あそこスタートしてなかった」
どうやら、ゲスト忍者組は開始と同時にスタート出来ていない様子。
「駄目です!射場さんの頭が大きくてアヒルさんが入りませーん!」
「しょうがない。そのまま顔にくっつけて走ってください。」
三郎くんの提案で、ゲスト忍者の射場亨さんの顔にアヒルさんをくっつけ、紐で固定。雑。
「なんなら、晴先生が走ってもいいんですよ」
「結構です…!!!」
こうしてやっと、ゲスト忍者組がスタート。
「一年と六年速いなぁ…」
先頭の一年アンド六年組が一位でゴール。
続いてゴールするのは、二年アンド五年。
「やった〜二位だって三郎くん!」
次にゴールしたのは、ゲスト忍者組。
あれ、三年と四年組は…?
『えー…誘導役の三年生、神崎左門くんがコースを外れてどこかへ走り去ってしまって失格となっております!』
「えぇ!?一本道だよね!?」
「神崎左門先輩は決断力のある方向音痴ですから」
そして、一位でゴールした一年と六年には各三点。
二位でゴールした二年と五年には各二点。
そして、三位でゴールしたゲスト忍者組は一点とプラスされた。
こうして時間は流れ、朝日が昇る。
「夜があける…」
「忍者のゴールデンタイムもここまでだな」
そんな瞬間に、六年生は呟いていた。
「おじいちゃま?」
「んぁ……」
おシゲちゃんからマイクを受け取る眠たそうな学園長。お年寄りにオールナイトはキツかったのだろう。
「大運動会第一部はこれまでー」
「「第一部!?!?」」
「第二部は…後日、お知らせ花火を打ち上げた日に、夜だと眠いので次は朝から開始する。」
学園長は立ったまま寝てしまい、解散となる。
かく言う私も先程から欠伸をしていた。
「確かに、眠い…」
「晴先生までこんな所で寝ないでくださいよ?」
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イチゴじゃむ(プロフ) - たんぼさん» なんと!コメントの為に…!?ウレシイ( *˙x˙*)大丈夫ですよ!絡ませましょう!!笑笑更新頑張らせていただきます!! (2019年3月30日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
たんぼ - 私はケータイを持っておらずコメントが打てないのであああ。さんのケータイから送っているためIDが一緒になっています、、すみませんややこしくて!! (2019年3月29日 22時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
たんぼ - 面白くて大好きですううう!!!何度も読み返してます(笑)利吉さんとの絡み欲しいです......わがまますみません!!!更新頑張ってくださいね! (2019年3月29日 22時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - 五月七日さん» ありがとうございます!これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします!m(*_ _)m (2019年3月26日 13時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです大好きです!続きが気になります。応援してます!! (2019年3月26日 1時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月18日 19時