こういう問題じゃない【忍たま乱太郎】

豆腐 ページ21

久々知side







うーん、俺ってもしかしたら一番競技に出てるかもしてない。だって五人のうち二人が学級委員長委員会で居ないから雷蔵と八左ヱ門とで…。







こうしてる間にも最終競技。障害物って、一体何のと思いつつ、花火が打ち上げられ走り出す。

隣には七松小平太先輩。やっぱり足は早く、隣を突っ切っていく。

もう一人は綾部喜八郎。やる気のなさそうだが、何を考えているか分からない。







俺の障害物は…！！







「とっ…豆腐！！！」







「踏鋤？どうしてここに…」







「バレーボール！？文次郎！トス上げてくれー！！！」







『なんと、第一障害物は各選手の好物！

なお、選手はくじ引きにより決められ理解しておりますので、事前に調べてセットしてあります！！

さっそく七松小平太選手！ボールを持ってコースから外れて潮江文次郎の元へ！！』







「「小平太ぁぁあ！！！」」







右も豆腐、左も豆腐、どこ見ても豆腐…！！
なんて幸せな空間なんだ！！







「これはありがたく一つずつ味わうしか…」







「兵助！！罠だと気づけ！！」







「ハッ…三郎！座ってないと！」







「じゃあ心配させるなよ」







三郎は雷蔵に肩を借りて、近くまで見に来ていた。
そうだ、これは一位を狙うんだと目を覚まし







『なんと久々知選手、豆腐に目を瞑って突き進んだー！！？

一方、綾部選手は穴を掘り続けている模様で…他の学年も足が止まっている！！』







「悪い八左ヱ門！三郎で目を覚ました！！」







「お前にしては良くやった！戻って豆腐食ってろ！！」







『初めに繋いだのは五年生代表久々知選手！六年生達も遅れを取り戻しに来ています！！』







八左ヱ門へタスキを繋げる。
豆腐は責任もってお前の分まで完食してくるよ。

足止め→←許可

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