そういう問題じゃない【忍たま乱太郎】

隠し子 ページ45

晴side







「うぅ…どっちに行ったのかな」







「あれは…綾部喜八郎！子供を見なかったか！」







「土井先生に安倍先生じゃないですか。まさか隠し子がいたとは…」







「「違う！！！」」







穴掘りをしている綾部くんを発見。
質問をするなり、誤解を招いてしまう。







「きり丸くんのバイトだよ！それより子供！見てない！？」







「なるほど、そういう事ですか。見てません。」







見てないんかい！！







「土井先生！向こうで子供が暴れ回ってるんですけど！！」







「晴先生も一緒に…ってことは、隠し子！？」







「「だから違う！！！」」







「お二人共、誤解はいつでも解けるのでまずは子供を探しましょう」







「「うぐっ…」」







そう利吉くんに言われ、庄左ヱ門くんと伊助くんの言われたところまで走る。明日は説明が大変そうだ。







「いた…！」







そこには弟壱号と弐号がいた。良かったと安心した土井先生が捕まえる。







「……あの、女の子が居ませんが…」







「あっ…着いてこれなかったのかも！！」







「ちょっと！！！私をおいて走らないでよ！！」







「ご、ごめん…」







これで子供三人は揃った。
部屋に戻ると、土井先生は子供を紐に繋いでどこにも行かせないようにていました。







後日、『土井先生と安倍先生には隠し子がいる』という噂が流れたのはまた別の話。

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