焼き物 ページ40
雨明side
「ヒェェ〜ごめんよ鉢屋くん〜私を丸焼きにしないで〜」
鉢屋という忍たまとともにずぶ濡れになり、見事に怒らせた晴はグルグル巻にされ、向かいの焼肉店へ吊るされていた。
「なんだよ感動を返せよ!寝てる間にその変装剥がしてやろうか!!
えっちょっと!何ヒソヒソ話してんの!?
やめてよ大声で何かたくらんでよ!!」
店主と鉢屋に遊ばれる晴。
俺は黙っていることにしたが、隣にもう一人の忍たま…確か、久々知、が腰を下ろしてきた。
「安倍先生…あ、これじゃあ皆安倍でしたね。
晴先生、僕に言ったんですよ。卒業までは僕たちの先生だと。もうあんなこと言わないでくださいね。どこに忍んでるか分かりませんよ。」
「……分かっとる。ま、頑張り…」
鉢屋っちゅー奴も過保護やけど、久々知も大概やった。これじゃあ、他の生徒も同じだろうなと諦める。
翌日、早朝から晴たちは荷物をまとめて家を出る。
「先生〜早いですよ〜」
「眠い…」
「三郎くんも八左ヱ門くんも顔洗ってきたら?」
「いや、今の呼び名で目が覚めましたよ!?祭りの時に一体何があったんですか!?」
「……なんか、色々?」
竹谷ってやつは驚いていた。鉢屋はそっぽを向くが、満更でもなさそうな顔。だいぶ生意気になってきたな…。
「雨の気分が変わらないうちに出発!」
「晴だけ残ってくか?」
「ほほほ、ほら皆行くよ!!」
走ってく晴の後ろから、忍たまが追いかける。
その姿を見て、お母さんは…
「フフフ。晴も大きくなったわねぇ。」
なんて、一人言のように呟いていた。
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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月15日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ,漫画なのでめっちゃ嬉しいです!それにとても面白かったです!更新楽しみに待ってますね! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます!!!無理せず更新頑張ってください! (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月12日 13時