検索窓
今日:8 hit、昨日:16 hit、合計:134,788 hit

焼き物 ページ40

雨明side







「ヒェェ〜ごめんよ鉢屋くん〜私を丸焼きにしないで〜」







鉢屋という忍たまとともにずぶ濡れになり、見事に怒らせた晴はグルグル巻にされ、向かいの焼肉店へ吊るされていた。







「なんだよ感動を返せよ!寝てる間にその変装剥がしてやろうか!!







えっちょっと!何ヒソヒソ話してんの!?
やめてよ大声で何かたくらんでよ!!」







店主と鉢屋に遊ばれる晴。
俺は黙っていることにしたが、隣にもう一人の忍たま…確か、久々知、が腰を下ろしてきた。







「安倍先生…あ、これじゃあ皆安倍でしたね。

晴先生、僕に言ったんですよ。卒業までは僕たちの先生だと。もうあんなこと言わないでくださいね。どこに忍んでるか分かりませんよ。」







「……分かっとる。ま、頑張り…」







鉢屋っちゅー奴も過保護やけど、久々知も大概やった。これじゃあ、他の生徒も同じだろうなと諦める。







翌日、早朝から晴たちは荷物をまとめて家を出る。







「先生〜早いですよ〜」







「眠い…」







「三郎くんも八左ヱ門くんも顔洗ってきたら?」







「いや、今の呼び名で目が覚めましたよ!?祭りの時に一体何があったんですか!?」







「……なんか、色々?」







竹谷ってやつは驚いていた。鉢屋はそっぽを向くが、満更でもなさそうな顔。だいぶ生意気になってきたな…。







「雨の気分が変わらないうちに出発!」







「晴だけ残ってくか?」







「ほほほ、ほら皆行くよ!!」







走ってく晴の後ろから、忍たまが追いかける。
その姿を見て、お母さんは…







「フフフ。晴も大きくなったわねぇ。」







なんて、一人言のように呟いていた。

成績→←俺が



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月15日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ,漫画なのでめっちゃ嬉しいです!それにとても面白かったです!更新楽しみに待ってますね! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます!!!無理せず更新頑張ってください! (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月12日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。