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苦手 ページ36

晴side







「いや〜まさか雨がここまで苦手だったなんて…」







「君たちもすまなかったね。私がいない間に雨が失礼なことを言ったようだね?

いつだったか、突然晴にべったりになってね〜どこでシスコンこじらせたのやら。」







お母さんがいないため、お父さんを呼び、雨を担いでってもらった。
雨はお父さんの膝でのびている。







「でも、そうやって雨がガンガン喧嘩売ってくもんだから…私友達できなくてさ…」







「「(それは…気の毒だな」」







「そうだ、みんなにお願いがあるんだけど…」







お父さんが話したのは、近場の神社のお祭りのことだった。

今夜のお祭りで、私たちも屋台の手伝いを頼まれてるから私もこうして帰ってきたのだ。







「こんな時期に祭り?」







「藤の花が今見頃でさ、毎年この時期に『ふじまつり』をしてるんだ。

雨があんな状態だから、手伝ってくれると嬉しいな〜」







五年生は顔を見合わせると、嬉しそうに良いですよ!と答えてくれた。

では早速と私たちは移動し、準備中の神社へ。







「おぉ〜屋台がいっぱいある」







「じゃあ、金魚すくいと射的を手伝ってくれるかな?」







「俺射的します!」







「八左ヱ門だけじゃ心配だし、俺も射的にしよー」







「どーいうことだよ勘右衛門!」







「じゃあ僕もそっちにしよ」







「雷蔵そっちいくのかよ!?人数的に俺と兵助が金魚すくいか!?」







「私もいるよ」







「安倍先生はじっと座っててくださいね」







「久々知くんは私に何もするなと…!?」







鉢屋くんと久々知くんと私で金魚すくいを担当し、不破くんと竹谷くんと尾浜くんで射的を担当することとなった。







各自準備にとりかかり、あっという間に夜になる。

辺りは提灯(ちょうちん)のお陰で明るく照らされ、賑やかな場となる。







「それで、雨明さんは体調大丈夫なんですか?

よろしければ、僕の豆腐を…」







「兵助、そんなやつに豆腐をあげなくていいぞ」







「いつまでもオトンの膝で寝とる訳にはいかへんわ。忍者に任せるのも嫌やしな。

それから、双子の片割れに言われずとも俺は豆腐は貰わん。」







「雨、鉢屋くんは双子じゃなくて変装の名人なんだよ。」







雨、私と同じこと言ってる。

お祭り→←先生



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イチゴじゃむ(プロフ) - アニメ大好き人間さん» 自分も大好きな2つ混ぜて楽しんでます笑!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月15日 0時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き人間 - まじで2つとも好きなアニメ,漫画なのでめっちゃ嬉しいです!それにとても面白かったです!更新楽しみに待ってますね! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 1eb99a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - あああ。さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!ありがとうございます!(^ω^) (2019年3月14日 15時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
あああ。 - 面白くてめっちゃ好きです。。いつも楽しく見させて頂いてます!!!無理せず更新頑張ってください! (2019年3月14日 15時) (レス) id: de8812076d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2019年3月12日 13時

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